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奇形(きけい) deformity, malformation

奇形(きけい) deformity, malformation

内反尖足と呼ばれる足の奇形をもつ新生児

奇形(きけい)とは、生物が先天的に外表上の異常、つまり「目で見てわかる異常」(形態異常)を持っていることをいい、英語ではdistortion, deformity, anomaly, deformation, monstrosity, abnormality, malformationなどがこれに該当します。

奇形は「外表からみて正常とちがうこと」なので医学的にはたとえば血管の分岐が違うところから出ていることなども奇形の一種に入ります。奇形と言うのは幅広い概念なのですが、差別的なニュアンスを含んでいるとして、先天奇形よりは先天異常という言葉が使用されるようになってきました。

奇形がある結果、当該臓器や組織の機能障害をきたすこともあります。

形態異常ではない疾患機能異常)、たとえば精神発達遅滞は奇形とはいいませんが、先天奇形に合併することも多くなっています。例:ダウン症候群エドワーズ症候群など多くの染色体疾患

この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

仲田洋美のプロフィールはこちら

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