ピリミジン塩基
ピリミジン系化合物は、プリン系化合物と同様に6員の含窒素環を持つが、対応する5員の含窒素環は持たない。そのため、名前は長いが、物理的には小さく軽い化合物である。
DNAのピリミジン塩基にはシトシンとチミンがあり、RNAのピリミジン塩基にはシトシンとウラシルがある。
ピリミジン合成はプリン合成の逆で、先に遊離塩基が作られ、後に残りの部分がヌクレオチドに修飾される。
この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号