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表現型 phenotype

表現型 phenotype

表現型と遺伝子型

表現型phenotype)とは、生物の外観、発達、行動など、観察可能な物理的特性のことである。生物の表現型は、その生物が持っている遺伝子である「遺伝子型」と、その遺伝子に影響を与える「環境因子」によって決定される。
一卵性双生児のように遺伝子型が同じであっても、生物が成長する過程で環境の影響を受けるため、最終的には表現型が異なることになる。
表現型には、身長、目や髪の色、皮膚の色、花の色などの外形的に確認できるものもあれば、ホルモンの量や血球の量など、実験室で測定できる観察可能な特性も含まれる。

例えば上のイメージ画像の場合、花の色の紫と白が表現型、遺伝子型はPP、Pp、ppの3通りとなる。

この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

仲田洋美のプロフィールはこちら

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