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ミネルバクリニックは高い専門性を誇り技術で皆さんにお答えする診療を行なっているため無料相談は受け付けておりません。問診票は医師が皆さんの状態を知るためや必要な情報を伝えるために作成しており診察の一部ですので配布の時点で診療料金が発生します。

ハザード比 Hazard ratio HR

医学統計

あるグループで特定の事象が発生する頻度を、別のグループで発生する頻度と比較して、時間の経過とともに測定したものをハザード比 Hazard ratio(HR)と言います。がん研究では、臨床試験において、特定の治療を受けた患者群と、別の治療やプラセボを受けた対照群との間の、ある時点での生存率を測定するために、ハザード比がよく用いられます。ハザード比が1の場合は、2つのグループ間で生存率に差がないことを意味します。ハザード比が1より大きい、または1より小さい場合は、どちらかのグループで生存率が高かったことを意味します。

ハザード比と信頼区間とは?

ハザード比(HR)とは、対象となるアウトカムに対する介入の効果を時間軸で表したものです。ハザード比はつまり、特定のイベント/アウトカムが発生するまでの時間を知りたい場合、time-to-event分析または生存分析で最も一般的に報告されます。

ハザード比(=ハザードの比)=介入群のハザード÷対照群のハザード

ハザードは瞬間的なイベント発生率を表しており、ある個人が介入後の特定の所定の時点でイベント(死亡/再発など)を経験する確率を意味し、この個人がその特定の時点までイベントを経験せずに生存していたと仮定します。

信頼区間(CI):真の母集団の値を含む可能性の高い値の範囲で、研究の推定値の精度(この場合はハザード比の精度)を測定するために使用されます。信頼区間が狭ければ狭いほど、推定値の精度は高くなります。精度は研究のサンプルサイズに影響されます。 信頼区間に1が含まれている場合、ハザード比は有意ではありません。

ハザード比の解釈

ハザード比は比率であるため、以下のような場合に使用します。

  • HR = 0.5:任意の時点で、対照群と比較して治療群の半分の患者がイベントを経験している。
  • HR = 1: 特定の時点で、イベント発生率が両群で同じである。
  • HR = 2: どの時点でも、対照群に比べて治療群の2倍の患者さんがイベントを経験している。

例題:新しい治療法による死亡のハザード比=0.38(95%CI, 0.28-0.53; P<0.0001の場合。

これが何を意味するのか?を紐解かないといけません。

研究期間中のどの時点においても、新治療群の患者が対照群の患者に比べて死亡する可能性が47%から72%の間であることを95%確信している、という事なのです。

つまり、研究期間中のどの時点においても、新しい治療法を受けた患者さんは、対照群の患者さんに比べて死亡する可能性が62%低く、真の値は47%~72%の間にあると95%確信している、ともいえます。

ハザード比とリスク比(または相対リスク)の比較

ハザード比はしばしばリスク比(または相対リスク)と誤解されますが、同じではありません。

リスク比とハザード比の主な違いの一つは、リスク比はイベントの発生時期を気にせず、試験終了までのイベントの発生状況(発生したかどうか:試験期間終了までのイベント総数)のみを考慮していることです。これに対して、ハザード比はイベントの総数だけでなく、各イベントのタイミングも考慮しています。

この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号

 

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