エフェクター細胞
エフェクター細胞とは、刺激に反応して特定の活動を行う体内の細胞の一種のことをさす。エフェクター細胞という用語は一般的に免疫系の特定の細胞に適用されるが、自律神経終末に存在し、活性化によって特定の機能を発揮する神経系の細胞を指す場合にも用いられることがある。
免疫系では、エフェクター細胞は、免疫反応において身体を防御する比較的短命の活性化された細胞である。
エフェクターB細胞はプラズマ細胞と呼ばれ、特定のターゲットアミノ酸配列に対する抗体を分泌する。
活性化T細胞には細胞傷害性T細胞とヘルパーT細胞があり、細胞媒介性応答を行う。
初めて抗原に触れたときにエフェクター細胞が産生されることを一次免疫反応という。
この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号