オンラインNIPT|当院における採血施設の連携体制と運営方針について

新潟県における事例：連携していた医療機関が、当院に連絡することなく当院がご紹介した患者様に、「採血できない」と一方的に伝えた事例がありました。驚いて確認したところ、この医療機関は、当院と採血紹介契約締結後に独自にヒロクリニックとの契約を結び、「当院の採血施設は降りる」と一方的に決め、当院に連絡もしてこなかったという事例でした。約束を勝手に反故にして患者様にご迷惑をおかけして当然、と言う態度でした。この際、新潟県内には当該施設が唯一の採血施設であったため、当院で新たな採血施設を確保し、現在まで継続して体制を維持しております。しかし、この患者さんは不安な思いをしたとネットに書き込みをされたようです。この時は年末が近く、あいている医療機関がほとんどない中、一生懸命電話をしてお正月明けにすぐ行けるように確保した（そもそも行けるのもお正月明けだった）にもかかわらず、また、年末年始という厳しい状況の中、採血施設を確保してご迷惑をおかけしなかったにもかかわらず、さらに、採血施設がヒロクリニックと契約して勝手に降りたという状況だということもお伝えしたにもかかわらず書き込みをされて当方のスタッフの心労も増してしまいました。

A県B市における事例：連携医療機関が突然「自由診療の採血はトラブルになるので対応しない」と申し出た事例がありました。この場合は、迅速に県庁所在地の医療機関をご案内し、患者さまにご迷惑をおかけしないよう対応いたしました。

医療機関の予期せぬ閉院事例：連携していた医療機関が、当院への連絡なく突然閉院してしまった事例もございました。このような場合でも、当院では速やかに代替の医療機関を確保し、患者さまの検査に支障が出ないよう対応しております。

患者さまとの認識相違による事例：「最寄りの医療機関で採血可能」と誤解された患者さまに、「当院では都道府県単位で最低1つの医療機関をご紹介できるよう努力している」とご説明したところ、「最寄りの医療機関に行けるよう手配するよう」と高圧的にご要求された事例もありました。このような場合、良好な医師患者関係の構築が困難と判断し、お断りをさせていただくこともあります。

A1. 申し訳ございませんが、採血施設については、カウンセリングを通じて検査をお受けいただくことが正式に決定した段階でお知らせしております。これは提携施設を保護し、すべての患者さまが安心して検査をお受けいただける体制を維持するための重要な方針です。

A2. 以下の理由があります：採血施設名だけを聞き出し、検査を受ける意思もなく相手先に嫌がらせをする方が存在するため、当院のルールに従っていただけない方が提携先で勝手な要求をされることで、今後の連携に支障をきたすことを防ぐため、一部の方の身勝手な行動により、将来の患者さまが検査を受ける機会を失うことを防ぐためです。

A3. 万が一採血施設の確保ができない緊急事態が発生した場合、院長が火曜・水曜の休診日を利用して直接採血に出向く体制を整えております。ただし、これまで適切な連携医療機関を確保してきたため、院長が直接出向いた実績はございません。

A4. 当院では都道府県単位で最低1つの医療機関をご紹介できるよう努力しております。必ずしも最寄りの医療機関での対応をお約束することはできませんが、患者さまのご負担を最小限に抑えられるよう配慮いたします。

A5. 当院において、非連携施設をご紹介した事実は一度もございません。インターネット上の情報は必ずしも正確ではない場合があります。ご不安な点がございましたら、直接当院にお問い合わせください。

A6. これまでにも連携施設が急に契約を解除したり、閉院したりするケースがございましたが、その都度速やかに代替の医療機関を確保し、患者さまの検査に支障が出ないよう対応しております。

A7. 出生前診断は患者さまとそのご家族の一生を左右しかねない重要な医療行為です。適切な遺伝カウンセリングと十分な情報提供を行うためには、医師と患者さまとの間に信頼関係に基づく良好なコミュニケーションが不可欠です。どのような組織にもそれぞれのルールがあります。例えば、レストランにドレスコードがあり、それに従えない場合は入店をお断りされることがあるのと同様に、医療機関にも適切な医療提供のための運営方針があります。当院の運営方針をご理解いただけず、一方的なご要求をされる場合、良好な医師患者関係の構築が困難と判断されるため、患者さまの安全と適切な医療提供を確保する観点から、受診をお断りさせていただくことがございます。

A8. はい。これまでにも年末年始という厳しい状況の中でも、スタッフが一生懸命連絡を取り、お正月明けにすぐに検査をお受けいただけるよう採血施設を確保した実績がございます。