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ATP7A遺伝子とは?メンケス病を引き起こす銅代謝異常の原因遺伝子

銅は私たちの体の中で様々な酵素の働きに必要な重要なミネラルです。この銅の輸送と代謝を担う重要な遺伝子がATP7A遺伝子です。ATP7A遺伝子に変異が起こると、体内での銅の適切な輸送ができなくなり、メンケス病などの深刻な遺伝性疾患を引き起こすことがあります。

この記事では、ATP7A遺伝子の機能や関連疾患、遺伝カウンセリングの重要性について詳しく解説します。ご自身やご家族の健康について理解を深める一助となれば幸いです。

ATP7A遺伝子の基本情報

ATP7A遺伝子の基本情報まとめ

  • 正式名称:ATPase, Cu(2+)-Transporting, Alpha Polypeptide
  • 染色体位置:Xq21.1(X染色体長腕の21.1領域)
  • ゲノム座標(GRCh38):X:77,910,693-78,050,395
  • エクソン数:23個
  • タンパク質:P型ATPaseに属する膜貫通型銅輸送タンパク質

ATP7A遺伝子はX染色体上に位置し、約150kbのゲノムDNAにわたり、23のエクソンから構成されています。この遺伝子は、膜貫通型の銅輸送P型ATPaseをコードしており、体内での銅イオンの適切な輸送と代謝に重要な役割を果たしています。

ATP7A遺伝子タンパク質の構造と細胞内機能

ATP7A遺伝子は1,500個のアミノ酸からなる膜貫通型の銅輸送P型ATPaseをコードしています。このタンパク質は細胞内での銅イオンのホメオスタシス(恒常性維持)に中心的な役割を果たし、その機能不全は深刻な代謝障害を引き起こします。

タンパク質の詳細構造

ATP7Aタンパク質の主要構造ドメイン

  • N末端領域:6つの銅結合ドメイン(MBD1-6)を含み、各ドメインにはCys-X-X-Cysモチーフが存在し、銅イオンと特異的に結合します
  • 8つの膜貫通ドメイン:細胞膜を8回貫通する構造で、第4〜6膜貫通ドメイン間に銅イオン結合部位が存在
  • ATP結合ドメイン:ATP分子を結合・加水分解し、そのエネルギーを使って銅イオンを輸送
  • アクチュエータードメイン:タンパク質の構造変化を調節
  • リン酸化ドメイン:ATP加水分解のエネルギーによりアスパラギン酸残基が一時的にリン酸化
  • C末端領域:タンパク質の細胞内局在を制御する重要なシグナル配列(Leu1487-Leu1488ジロイシンモチーフ)を含む

特に注目すべきは、この6つのN末端銅結合ドメインは、それぞれがGMTCXXCモチーフと呼ばれる特徴的なアミノ酸配列パターンを持ち、銅イオンと高い親和性で結合する能力を持っています。これらのドメインは銅イオンを受け取り、適切な細胞内区画へと輸送する最初のステップを担っています。

トランスゴルジネットワーク(TGN)における役割

ATP7Aタンパク質は通常状態では、細胞内のトランスゴルジネットワーク(TGN)と呼ばれるゴルジ体の最終区画に局在しています。TGNはタンパク質の最終的な修飾や選別、目的地への輸送が行われる場所です。ATP7Aタンパク質はここで以下の重要な機能を果たしています

  • 銅依存性酵素への銅の供給:チロシナーゼ(メラニン生成に関与)、リシルオキシダーゼ(コラーゲンとエラスチンの架橋に必要)、セルロプラスミン(血清中の主要な銅輸送タンパク質)、ドーパミンβ-ヒドロキシラーゼ(神経伝達物質の合成に関与)など、分泌経路を通過する多くの銅依存性酵素に銅イオンを供給します。これらの酵素は適切な銅イオンを受け取ることでその生物学的活性を獲得します。
  • 銅イオンの細胞内区画化:細胞内の様々な区画に銅イオンを適切に分配し、銅の過剰蓄積による細胞毒性を防ぎます。

銅濃度依存的な細胞内局在変化

ATP7Aタンパク質の特筆すべき特徴として、細胞内環境の変化に応じてその局在を動的に変えることができる点があります。特に細胞外または細胞質内の銅濃度が上昇すると、ATP7Aタンパク質はTGNから細胞膜へと素早く移動します。

この輸送過程は高度に制御されており、以下のような分子機構が関わっています

  • プロテインキナーゼAによるリン酸化が銅誘導性のATP7A輸送に必要
  • CDC42を含むRho GTPaseが細胞表面へのATP7A輸送に関与
  • C末端のジロイシンモチーフ(L1487L1488)がTGNへの局在化と細胞膜からの回収に必須
  • 第3膜貫通領域がTGNターゲティングシグナルとして機能

細胞膜に移動したATP7Aタンパク質は、銅イオンの細胞外排出を促進し、細胞内の銅イオン恒常性を維持します。銅濃度が正常化すると、ATP7Aタンパク質は再びTGNへと回収されます。この過程はダイナミンなどの典型的なクラスリン依存性エンドサイトーシス経路とは異なる、独自の経路によって制御されています。

組織特異的な発現と機能

ATP7A遺伝子は胎児発生過程を通じて広範囲に発現しており、ほぼすべての組織で検出されますが、その発現量は組織によって異なります。特に以下の組織での役割が重要と考えられています

  • 神経系:神経細胞の発達や機能には適切な銅濃度が必須であり、ATP7Aはシナプス活性の調節に関与しています。特にNMDA受容体活性化後の細胞質内カルシウムレベルの調節を通じて、神経保護効果を発揮することが示唆されています。また、ATP7Aは一酸化窒素合成と連動して働き、神経細胞の興奮毒性からの保護に寄与しています。
  • 色素細胞(メラノサイト):メラニン合成の鍵となる酵素チロシナーゼに銅を供給するためにメラノソームという特殊なオルガネラへ輸送されます。この過程はBLOC1(リソソーム関連オルガネラ生合成複合体1)に依存しています。
  • 結合組織:コラーゲンやエラスチンの架橋に必要なリシルオキシダーゼに銅を供給し、結合組織の正常な形成と強度維持に寄与しています。
  • 消化管:食事由来の銅の吸収と全身への分配に関与しています。
  • 胎盤:母体から胎児への銅の輸送を制御しています。

興味深いことに、肝臓ではATP7A遺伝子の発現が減少または欠如しています。代わりに肝臓では、ATP7Aの相同体であるATP7B(ウィルソン病の原因遺伝子)が発現し、銅代謝を担っています。このことがメンケス病患者の肝臓で銅過剰蓄積がほとんど見られないという臨床観察と一致します。肝臓は他の組織とは異なり、ATP7B遺伝子産物が機能的に代償しているため、ATP7A遺伝子の機能不全の影響を受けにくいのです。

ATP7A遺伝子変異と関連疾患

ATP7A遺伝子の変異は主に以下の疾患と関連しています

1. メンケス病(Menkes disease)

メンケス病はATP7A遺伝子の変異によって引き起こされるX連鎖性劣性の遺伝性銅代謝異常症です。この疾患は約50,000人に1人の割合で発症し、主に男児に現れます。

主な症状には以下が含まれます

  • 特徴的な髪の毛の異常(捻転毛、ちぢれ毛)
  • 発達の遅れと神経学的異常
  • 結合組織の異常(皮膚の弛緩、関節の過伸展など)
  • 成長障害
  • 脳血管の異常(動脈のねじれや蛇行)
  • てんかん発作

従来のメンケス病は非常に重篤で、多くの患者は3歳までに亡くなりますが、早期の銅ヒスチジン療法が有効な場合もあります。特定の変異タイプでは治療反応性が良好であることが示唆されています。

2. 後頭角症候群(Occipital Horn Syndrome)

後頭角症候群はメンケス病の軽症型で、ATP7A遺伝子の特定の変異により発症します。この症候群は名前の通り、頭蓋骨の後頭部に特徴的な骨の突起(後頭角)が現れることが特徴です。

主な症状には以下が含まれます

  • 後頭部の骨の突起(後頭角)
  • 結合組織の異常(皮膚弛緩症、関節の過伸展)
  • 膀胱憩室や尿管逆流などの泌尿器系の問題
  • 軽度から中等度の知的障害
  • 特徴的な顔貌

後頭角症候群の患者は、メンケス病患者と比較して神経学的症状は軽度で、寿命も長いことが一般的です。

3. X連鎖性遠位脊髄性筋萎縮症(X-linked Distal Spinal Muscular Atrophy)

ATP7A遺伝子の特定の変異(T994IやP1386Sなど)は、X連鎖性の遠位脊髄性筋萎縮症を引き起こすことがあります。この疾患は主に成人期に発症し、下肢の筋力低下と萎縮を特徴とします。

遺伝形式について

メンケス病や後頭角症候群はX連鎖性劣性(潜性)遺伝形式をとります。これは主に男性が発症し、女性は通常保因者となることを意味します。保因者の女性が男児を出産した場合、その子どもがATP7A遺伝子の変異を受け継ぐ確率は50%です。

ATP7A遺伝子変異の種類と遺伝子型-表現型相関

ATP7A遺伝子では150以上の点変異が同定されており、その多くは古典的な重度のメンケス病を引き起こし、一部は軽症の後頭角症候群を引き起こします。変異のタイプとしては以下のようなものがあります

  • 欠失・挿入変異(約15%の症例は部分的な遺伝子欠失)
  • ナンセンス変異(早期終止コドンを形成)
  • ミスセンス変異(アミノ酸置換)
  • スプライスサイト変異(mRNAの正常なスプライシングを阻害)
  • エクソン重複
  • 深部イントロン変異(偽エクソンの取り込みを引き起こす)

興味深いことに、ATP7A遺伝子の変異型と臨床的重症度には以下のような相関が見られます

  • 機能喪失型変異:タンパク質の完全な機能喪失をもたらす変異(ナンセンス変異、フレームシフト変異、大きな欠失など)は、通常、最も重篤な古典的メンケス病の表現型と関連しています。これらの患者は生後数カ月以内に症状が現れ、治療に反応しにくいことが多いです。
  • スプライシング変異:遺伝子のスプライシングに影響を与える変異は、正常なmRNAが少量産生されることがあり、症状の重症度が変化することがあります。特に正常なmRNAが全体の2~5%程度維持されている場合、軽症の後頭角症候群の表現型を示すことがあります。
  • ミスセンス変異:アミノ酸置換を引き起こすミスセンス変異の場合、タンパク質の構造や機能にどの程度影響するかによって、臨床症状の重症度が異なります。重要な機能ドメインに影響するミスセンス変異は重症になる傾向がありますが、あまり重要でない領域の変異は軽症の表現型を示すことがあります。
  • トラフィッキング変異:ATP7Aタンパク質の銅輸送機能は保持されているものの、細胞内でのタンパク質の移動(トラフィッキング)に問題がある変異(例:エクソン8の欠失)は、早期の銅ヒスチジン療法に良好な反応を示すことがあります。
  • 遠位領域の変異:ATP7A遺伝子のC末端領域の特定の変異(T994IやP1386Sなど)は、神経系に選択的に影響し、X連鎖性遠位脊髄性筋萎縮症を引き起こすことがあります。この疾患は通常成人期まで症状が現れず、メンケス病に典型的な全身性の銅欠乏症状を示しません。

これらの相関は、変異によるATP7Aタンパク質の機能障害の程度と、それが銅依存性酵素の活性にどの程度影響するかによって説明できます。わずかなATP7A機能が残存している場合でも、重要な銅依存性酵素の最低限の活性をサポートするのに十分である可能性があります。

メンケス病と後頭角症候群の違い

後頭角症候群の患者では、わずかな量(正常の2〜5%程度)の正しくスプライスされたATP7A転写産物が検出されることがあります。この微量の正常トランスクリプトの存在が、古典的なメンケス病ではなく、より軽症の後頭角症候群の表現型を発現させるのに十分であることを示しています。

臨床例: あるスプライスサイト変異(イントロン6のドナースプライスサイトのT-A転位)を持つ後頭角症候群の患者では、ATP7A転写産物レベルが対照の2〜5%であったにもかかわらず、古典的なメンケス病ではなく後頭角症候群の表現型を示しました。

銅療法への反応性と変異タイプ

一部のメンケス病患者は早期の銅ヒスチジン療法に良好な反応を示します。特に、ATP7Aタンパク質の銅輸送機能は保持されているものの、銅誘導性のタンパク質トラフィッキングが阻害されるような変異(例:エクソン8の欠失)を持つ患者では、銅補充療法への反応が特に良好である可能性が示唆されています。

ATP7A遺伝子に関する保因者検査

ATP7A遺伝子の変異は主にX連鎖性劣性(潜性)遺伝形式をとるため、女性が保因者となる可能性があります。保因者の女性は通常症状を示しませんが、変異を子に伝える可能性があります。

以下の表は、ATP7A遺伝子変異に関する保因者頻度や検査の精度についての情報です

遺伝子 疾患 遺伝形式 対象人口 保因者頻度 検出率 検査後保因確率 残存リスク
ATP7A メンケス病 X連鎖性 一般集団 50,000人に1人 99% 4,999,901人に1人 1,000万人に1人未満

保因者検査の重要性

家族歴がある場合や、出生前に胎児の性別が男児と判明した場合、保因者検査を検討することが重要です。保因者であることが確認された場合、遺伝カウンセリングを受け、出生前診断や着床前診断などの選択肢について相談することができます。

ミネルバクリニックでは、ATP7A遺伝子を含む拡大版保因者検査を提供しています。この検査では、多数の遺伝性疾患の保因者状態を一度に調べることができ、将来の妊娠計画に役立つ情報を得ることができます。

ATP7A遺伝子関連疾患の診断

メンケス病や後頭角症候群などのATP7A遺伝子関連疾患の診断は、以下のような方法で行われます

臨床的特徴と検査

  • 特徴的な臨床症状(捻転毛、神経発達の遅れ、結合組織の異常など)
  • 血清銅およびセルロプラスミン濃度の低下
  • 線維芽細胞培養における銅取り込み・保持検査
  • 放射線学的検査(頭蓋内血管の蛇行や後頭角の確認)

遺伝子検査

  • ATP7A遺伝子の変異解析(シークエンシング、欠失・重複解析)
  • RNA解析(スプライシング変異の評価)

遺伝子検査は確定診断に重要であり、保因者検査や遺伝カウンセリングにも役立ちます。特に新生児期のメンケス病の早期診断は、早期治療開始の可能性を高めるために非常に重要です。

ATP7A遺伝子関連疾患の治療と管理

ATP7A遺伝子関連疾患の治療は主に以下のアプローチが考えられます

銅補充療法

メンケス病に対しては、早期の銅ヒスチジン投与が神経学的予後を改善する可能性があります。特に生後数週間以内に開始することが重要です。ただし、すべての患者が良好な反応を示すわけではなく、変異のタイプによって治療効果が異なる場合があります。

対症療法

  • てんかん発作のコントロール
  • 栄養サポート
  • 理学療法・作業療法
  • 泌尿器系の問題に対する管理
  • 整形外科的問題への対応

実験的治療

動物モデル研究では、エレスクロモールなどの小分子化合物が、ミトコンドリアへの銅輸送を促進し、メンケス病モデルマウスの生存を改善することが示されています。これらの新しいアプローチは、将来の治療法として期待されています。

研究事例: Guthrieらの研究(2020年)では、小分子エレスクロモールが銅をミトコンドリアに輸送し、メンケス病モデルマウス(mottled-brindledマウス)の脳内のチトクロームc酸化酵素-1(COX1)レベルを増加させることが報告されています。この機序により、エレスクロモールは神経変性変化を防ぎ、モデルマウスの生存率を改善しました。

遺伝カウンセリングの重要性

ATP7A遺伝子の変異が関連する疾患は複雑で、遺伝形式や臨床的特徴も多岐にわたります。そのため、遺伝カウンセリングは患者や家族にとって非常に重要です。

遺伝カウンセリングでは以下のようなサポートを受けることができます

  • 疾患の原因、症状、経過に関する正確な情報提供
  • 遺伝形式と家族内再発リスクの説明
  • 保因者検査や出生前診断の選択肢についての相談
  • 心理的サポートと適応支援
  • 利用可能な治療法や臨床試験についての情報提供
  • 患者支援団体や社会資源の紹介

ミネルバクリニックでは、臨床遺伝専門医が常駐し、ATP7A遺伝子関連疾患を含む様々な遺伝性疾患に関する遺伝カウンセリングを提供しています。

まとめ

  • ATP7A遺伝子は銅イオンの輸送を担う重要な遺伝子であり、X染色体上に位置しています。
  • この遺伝子の変異により、メンケス病後頭角症候群などのX連鎖性疾患が引き起こされます。
  • メンケス病の主な症状には、特徴的な髪の異常、発達の遅れ、結合組織の異常などがあります。
  • 遺伝子変異のタイプにより、疾患の重症度や治療反応性が異なる場合があります。
  • 早期の銅ヒスチジン治療が一部の患者では効果的である可能性があります。
  • 保因者検査や遺伝カウンセリングは、家族計画を立てる上で重要な役割を果たします。

ATP7A遺伝子関連疾患は稀ですが、適切な診断と管理が患者の生活の質を向上させる上で重要です。遺伝子検査技術の進歩により、診断の正確性が向上し、保因者検査や出生前診断などの選択肢も広がっています。

家族歴がある場合や、ATP7A遺伝子関連疾患のリスクが懸念される場合は、専門家への相談をお勧めします。ミネルバクリニックでは、拡大版保因者検査遺伝カウンセリングを通じて、皆様の健康と家族計画をサポートしています。

参考文献

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プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

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