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8q24.11-q24.13 毛髪鼻指節骨症候群Ⅱ型

8q24.11-q24.13 毛髪鼻指節骨症候群Ⅱ型

8q24.11-q24.13欠失症候群 毛髪鼻指節骨症候群Ⅱ型の概要

www.omim.org/entry/150230
別名
LANGER-GIEDION SYNDROME
TRICHORHINOPHALANGEAL SYNDROME TYPE II
8q24.11-q24.13欠失症候群の患者は、大きくて横に突き出た耳、球状の鼻、伸びた上唇など、複数の顔面形態異常を呈する。その他の臨床的特徴としては、まばらな頭皮の毛、翼状肩甲骨、複数の軟骨性外骨腫、緩んだ皮膚、知的障害などがある。骨格所見では、手のX線写真で容易に検出される円錐形骨端がある。脛骨欠損症も報告されている。

8q24.11の欠失には外骨症の原因遺伝子であるexostosin glycosyltransferase 1 (EXT1; MIM #133700)が関与している。

TRPS(Trichorhinophalangeal Syndrome)I型は常染色体優性疾患で、顔面や骨格の所見(錐体骨端)など、TRPS II型と類似した所見を示す。しかし,I型の患者には知的障害や外骨腫がない。TRPS I型は,8q24.1領域に位置する転写抑制因子GATA結合1(TRPS1)遺伝子の変異によって引き起こされる.したがって、TRPSのハプロ不全は、この疾患に見られる臨床的特徴のほとんどに直接関係している。

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ミネルバクリニックでは、妊娠9週から受けられる赤ちゃんの健康診断である「NIPT」を業界最新の技術業界随一の対象疾患の広さで行っております。遺伝のエキスパートである臨床遺伝専門医が出生前診断を提供しておりますので、是非、お気軽にご相談ください。

この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

仲田洋美のプロフィールはこちら

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