徴候 ちょうこう sign
徴候とは、主観的な症状(symptom)とは対照的に、病気の客観的な証拠の表れである症状をいう。例えば、便に血が混じっていることは病気の兆候であり、患者、医師、看護師、または他の人が客観的に認識できる証拠である。
symptomとsignの違い
症状とは、患者自身に自覚される病気の現れであり、徴候とは、医師が認識する病気の現れである。徴候は病気の客観的な証拠であり、症状は主観的なものである。
この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号