第二度近親
祖父母と孫、異母兄弟、叔母・叔父と姪・甥など、DNAの25%を共有する親族を第二度近親(second degree relative)と言います。
血縁関係にある個人は、受精の際に次の世代に引き継がれるDNAを共有しています。家族内の個人が共有するDNAの割合は、親戚関係の度合いによって異なり、近い親戚は遠い親戚よりも多くのDNAを共有しています。
相同組換えにより、第二度近親は、DNAをほとんど共有していない場合もあれば、大量に共有している場合もありますが、平均して25%のDNAを共有しています。
遺伝学的な家族歴における二親等の親族とは、祖父母と孫、異母兄弟、叔父・叔母と姪・甥など、二人の間に他の家族が一人いる人のことを指します。
この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号



