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第二度近親

第二度近親

祖父母と孫、異母兄弟、叔母・叔父と姪・甥など、DNAの25%を共有する親族を第二度近親(second degree relative)と言います。

血縁関係にある個人は、受精の際に次の世代に引き継がれるDNAを共有しています。家族内の個人が共有するDNAの割合は、親戚関係の度合いによって異なり、近い親戚は遠い親戚よりも多くのDNAを共有しています。

相同組換えにより、第二度近親は、DNAをほとんど共有していない場合もあれば、大量に共有している場合もありますが、平均して25%のDNAを共有しています。

遺伝学的な家族歴における二親等の親族とは、祖父母と孫、異母兄弟、叔父・叔母と姪・甥など、二人の間に他の家族が一人いる人のことを指します。

 

この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、1995年に医師免許を取得して以来、のべ10万人以上のご家族を支え、「科学的根拠と温かなケア」を両立させる診療で信頼を得てきました。『医療は科学であると同時に、深い人間理解のアートである』という信念のもと、日本内科学会認定総合内科専門医、日本臨床腫瘍学会認定がん薬物療法専門医、日本人類遺伝学会認定臨床遺伝専門医としての専門性を活かし、科学的エビデンスを重視したうえで、患者様の不安に寄り添い、希望の灯をともす医療を目指しています。

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