(更新日:2023/12/13)
ソルートキャリアファミリー7(Solute Carrier Family 7)は、膜輸送タンパク質の一群です。このファミリーのメンバーは、主にアミノ酸トランスポーターであり、細胞膜を通じてさまざまなアミノ酸を細胞内外に輸送する役割を持っています。このタンパク質ファミリーは、様々な細胞機能や代謝過程において重要な役割を果たします。
このファミリーには、L型アミノ酸トランスポーター(LAT)やカチオニックアミノ酸トランスポーター(CAT)など、いくつかの異なるサブタイプがあります。これらのトランスポーターは、栄養素の吸収、神経伝達物質の生合成、解毒作用など、多くの生理的プロセスに関与しています。
特に、LATサブファミリーのメンバーは、多くの組織で中性およびアロマティックなアミノ酸の輸送に関与しており、これには一部が脳血液関門の機能にも重要な役割を果たしています。一方、CATサブファミリーは、主に陽性荷電を持つアミノ酸の輸送を担っています。
SLC7ファミリーの遺伝子の変異や機能不全は、特定の病態や疾患の原因となることがあります。例えば、いくつかの種類のがん細胞は、特定のアミノ酸トランスポーターの発現を増加させることで、増殖に必要なアミノ酸をより多く取り込むことが知られています。また、特定の代謝疾患や運動障害とも関連している場合があります。
Solute carrier family 7に属する遺伝子
SLC7A1
SLC7A2
SLC7A3
SLC7A4
SLC7A5
SLC7A6
SLC7A7
SLC7A8
SLC7A9
SLC7A10
SLC7A11
SLC7A13
SLC7A14
SLC7A15P
この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医 制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号
この記事の監修・執筆者:仲田 洋美
(臨床遺伝専門医/がん薬物療法専門医/総合内科専門医)
ミネルバクリニック院長。1995年に医師免許を取得 後、
臨床遺伝学・内科学・腫瘍学を軸に診療を続けてきました。
当サイトの記事は、院長が自ら執筆し、医学的な内容を確認してから公開しています。
出生前診断(NIPT・確定検査・遺伝カウンセリング)においては、
検査結果の数値そのものだけでなく、
「結果をどう受け止め、どう生きるか」までを医療の責任と捉え、
一貫した遺伝カウンセリングと医学的支援を行っています。
ハイティーンの時期にベルギーで過ごし、
日本人として異文化の中で生活した経験があります。
価値観や宗教観、医療への向き合い方が国や文化によって異なることを体感しました。
この経験は現在の診療においても、
「医学的に正しいこと」と「その人にとって受け止められること」の両立を考える姿勢の基盤となっています。
また、初めての妊娠・出産で一卵性双生児を妊娠し、
36週6日で一人を死産した経験があります。
その出来事は、妊娠・出産が女性の心身に与える影響の大きさ、
そして「トラウマ」となり得る体験の重みを深く考える契機となりました。
現在は、女性を妊娠・出産のトラウマから守る医療を使命の一つとし、
出生前診断や遺伝カウンセリングに取り組んでいます。
出生前診断は単なる検査ではなく、
家族の未来に関わる重要な意思決定です。
年齢や統計だけで判断するのではなく、
医学的根拠と心理的支援の両面から、
ご家族が後悔の少ない選択をできるよう伴走することを大切にしています。
日本人類遺伝学会認定 臨床遺伝専門医/日本内科学会認定 総合内科専門医/
日本臨床腫瘍学会認定 がん薬物療法専門医。
2025年には APAC地域における出生前検査分野のリーダーとして国際的評価を受け 、
複数の海外メディア・専門誌で特集掲載 されました。
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