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ロバートソン転座とは?不妊・不育症との関係から最新のPGT-SR法まで徹底解説

ロバートソン転座は、染色体の異常の一種で、特定の染色体同士が結合する現象です。この転座は、個体の遺伝子に影響を及ぼし、特に不妊症や不育症、ダウン症などのリスクを高める可能性があります。染色体異常は、受精卵の発育に必要な遺伝情報のバランスを崩し、妊娠成立の難しさや習慣性流産の原因となることがあります。ロバートソン転座の理解は、これらの問題に対する診断や治療の選択肢を広げる上で重要です。

ロバートソン転座とは

ロバートソン転座の定義と種類

ロバートソン転座は、異なる染色体間で長腕同士が結合し、新たな染色体を形成する一種の染色体構造異常です。この現象は、特に染色体13、14、15、21、22のいずれかで起こりやすいとされています。ロバートソン転座は、正常な染色体数を保ちつつ、2つの染色体が一つに結合するため、「バランス型転座」とも呼ばれます。この転座は遺伝的な影響を持ち、特にダウン症などの染色体異常症のリスクを高めることが知られています。

ロバートソン転座には主に二つの型があります。

●均衡型ロバートソン転座:この型では、転座が起きても遺伝子の損失や追加がないため、持ち主は通常、健康であり、直接的な表現型には影響しません。しかし、この転座を持つ人が子を持つと、不均衡な遺伝子を子に渡すリスクがあります。

●不均衡型ロバートソン転座:不均衡型では、転座の結果として遺伝子の損失や追加が生じます。この型は、発達遅延や学習障害、身体的特徴の異常といった具体的な健康問題を引き起こす可能性があります。

ロバートソン転座は自然発生的に起こることが多いですが、親から子へ遺伝することもあります。したがって、不妊症や習慣性流産、遺伝的疾患のリスクを有する家族の場合、遺伝カウンセリングや染色体分析が推奨されます。

染色体構造の異常としてのロバートソン転座の特徴と結果

ロバートソン転座(Robertsonian translocation)は、染色体構造の異常の一種で、特定の染色体が末端同士で融合し、1つの大きな染色体を形成する現象です。この転座は通常、ヒトのアクロセントリック染色体(13、14、15、21、22番)で起こります。アクロセントリック染色体は、短い腕(p腕)が非常に短く、ほとんど機能しないか、全く機能しないため、この腕の損失は大きな影響を及ぼさないと考えられています。

●特徴
融合染色体の形成: ロバートソン転座では、2つのアクロセントリック染色体の短い腕が失われ、長い腕が融合して1つの染色体を形成します。
遺伝的バランスの維持: この染色体異常は通常、遺伝物質の損失を伴わないため、転座を持つ個体は表現型が正常であることが多いです。
異数体のリスク: ロバートソン転座を持つ個体は、生殖細胞が正常な染色体数を持つ子を産むリスクと、トリソミーのような異数体を持つ子を産むリスクの両方を持ちます。
●結果
正常な表現型: 多くの場合、ロバートソン転座を持つ人は正常な表現型を持ち、健康に影響を及ぼすことはありません。
不妊症: 一部のケースでは、ロバートソン転座が不妊症の原因となることがあります。
遺伝的リスクの増加: 子供に対する遺伝的リスクが増加します。特に、21番染色体のロバートソン転座はダウン症候群(トリソミー21)のリスクを増加させることが知られています。
家族内での遺伝: ロバートソン転座は遺伝する可能性があるため、転座を持つ親から子へと遺伝するリスクがあります。

ロバートソン転座を持つ人は、遺伝カウンセリングを受けることが推奨されます。これにより、自分自身や将来の子供にどのような影響があるかを理解し、遺伝的リスクを管理するための情報を得ることができます。

相互転座と均衡型転座の違い

相互転座と均衡転座は、染色体の構造異常のタイプであり、両者はしばしば混同されますが、それぞれ異なる特徴を持っています。

●相互転座
相互転座は、異なる染色体間で遺伝物質の片が交換される染色体異常です。このプロセスでは、二つの異なる染色体から断片が切り取られ、互いに交換されます。相互転座はしばしば遺伝病の原因となり、特定の遺伝子の機能を変更することで疾患を引き起こすことがあります。相互転座は、がんなどの病状と関連があることが知られています。たとえば、特定の型の慢性骨髄性白血病(CML)は、9番染色体と22番染色体間の相互転座によって引き起こされます。

●均衡型転座
均衡型転座は、染色体の一部が切断されて別の染色体に移動するが、遺伝物質の損失や追加が伴わない染色体異常です。このタイプの転座は「平衡」が保たれているため、キャリアは遺伝物質の全量を保持しており、通常、健康に影響を与える明らかな身体的または精神的な特徴を持ちません。しかし、均衡型転座は、遺伝物質の再配置が生殖細胞に影響を及ぼし、不妊や遺伝的リスクを高める可能性があります。

●主な違い
遺伝物質の交換: 相互転座では異なる染色体間で遺伝物質が交換されますが、均衡転座では染色体の一部が移動するものの、全体の遺伝物質の量は変わりません。
健康への影響: 相互転座はしばしば遺伝病やがんと関連していますが、均衡転座のキャリアは遺伝物質の全量を保持しており、表現型に影響を与えることは少ないです。しかし、均衡転座は生殖に関連する問題を引き起こす可能性があります。
遺伝的リスク: 相互転座は特定の疾患と直接関連していることがありますが、均衡転座は主に生殖細胞の異常と関連しており、非均衡型の転座を持つ子供を持つリスクがあります。

この違いを理解することは、遺伝学的診断とカウンセリングにおいて重要です。臨床遺伝専門医(遺伝カウンセラー)は、これらの異常が個人やその家族に与える影響を評価し、適切なアドバイスを提供することができます。

ロバートソン転座が引き起こす問題

ロバートソン転座は、様々な健康問題や遺伝的疾患のリスクを高める可能性がある染色体異常です。特に、ダウン症やその他の染色体異常症、不妊症、習慣性流産といった問題と密接に関連しています。

ダウン症との関係

ロバートソン転座は、特に染色体21が関与する場合、ダウン症の一因となることがあります。通常、ダウン症は染色体21の三重体(トリソミー;体細胞に染色体21が3本存在する状態)によって引き起こされますが、ロバートソン転座を通じても同様の状態が生じうるのです。転座キャリアの親から子へ染色体が不均衡に伝わることで、子が追加の染色体21の材料を受け取り、ダウン症の特徴を示すようになります。

その他の染色体異常症

ロバートソン転座はダウン症以外にも、様々な染色体異常症のリスクを高める可能性があります。転座が起こる染色体の種類や、転座によって生じる遺伝子の不均衡により、様々な発達遅延や遺伝的疾患が引き起こされることがあります。

不妊症や習慣性流産との関連

ロバートソン転座は、不妊症や習慣性流産とも関連があります。バランス型の転座を持つ個人は表面的には健康ですが、生殖細胞において不均衡な染色体を生じさせることがあり、これが妊娠の成立を難しくする原因となることがあります。また、妊娠が成立しても、不均衡な染色体を持つ胎児は流産を引き起こすことが多いです。

対象となるカップルや個人

不妊症や習慣性流産の歴史があるカップル。
家族内に染色体異常の症例があるカップルや個人。
遺伝子検査でロバートソン転座が見つかった個人。
これらの問題に直面しているカップルや個人は、遺伝カウンセリングを受けることが推奨されます。カウンセリングでは、リスクの評価、検査オプション、家族計画に関する情報提供が行われます。適切な支援と情報により、影響を受ける個人やカップルは、自身の状況に合った選択を行うことができます。

診断と検査方法

染色体異常、特にロバートソン転座のような構造的異常の診断には、染色体検査と先進的な遺伝子診断技術が用いられます。以下に、主要な診断方法としての染色体検査と配偶子遺伝子診断(PGT)、さらには最新の技術である構造的リアレンジメント(SR)法について説明します。

染色体検査
染色体検査は、個人の染色体の構造や数を調べる検査で、異常がある場合の診断に役立ちます。この検査には、以下の2つの主要な方法があります。
カリオタイピング
細胞を培養して染色体を観察可能な段階まで増殖させ、染色体を特定の染料で染色して、顕微鏡下で直接観察する方法です。カリオタイプにより、染色体の数や構造的な異常を検出することができます。
FISH(フルオレセンス・イン・サイチュ・ハイブリダイゼーション)
特定の染色体領域に対して特異的なプローブを使用し、フルオレセンスで染色体の特定の変異や異常を検出する方法です。ロバートソン転座のような特定の染色体の融合を検出するのに有効です。

 

配偶子遺伝子診断(PGT)
PGTは、体外受精によって得られた胚を植え付ける前に、遺伝的異常をスクリーニングする技術です。PGTには主に3つの形態があります。

PGT-A(PGT for Aneuploidies): 胚の染色体異数症を検出するためのもので、正常な染色体数の胚のみを選択します。
PGT-M(PGT for Monogenic/Single Gene Disorders): 特定の単一遺伝子疾患を持つ胚を検出するためのものです。
PGT-SR(PGT for Structural Rearrangements): 染色体の構造的リアレンジメント、例えばロバートソン転座のような染色体構造異常を持つ胚を検出するためのものです。

最新の技術:構造的リアレンジメント(SR)法
PGT-SRは、ロバートソン転座のような染色体構造の異常が関与する遺伝子疾患のリスクを持つ夫婦にとって重要な技術です。この方法により、異常を持たない健康な胚を選択し、遺伝子疾患のリスクを減少させることが可能になります。但し、この方法は、遺伝子の量を測定していて異常がないことを判断しているため、胚に実際にロバートソン転座があるかどうかを確定することは出来ません。均衡型の場合、遺伝子の欠けがないため、量としての異常がなく、構造的な異常があるだけだからです。

東京におけるクリニックでの診療オプション

東京には多くの先進的な不妊治療クリニックがあり、染色体検査やPGTを含む最新の遺伝子診断技術を提供しています。これらのクリニックでは、専門の臨床遺伝専門医(遺伝カウンセラー)や医師が、個々の状況に合わせた遺伝子診断の選択肢を提案し、カウンセリングを行います。東京にある主要な不妊治療クリニックを探す場合は、日本生殖医学会のウェブサイトや、地域の医療機関リストを参照することをお勧めします。

東京での具体的なクリニック名やサービスについては、直接関連機関に問い合わせるか、公式ウェブサイトで最新の情報を確認することが重要です。

治療法とサポート

ロバートソン転座を持つカップルにとって、健康な子供を持つことは依然として可能です。最先端の生殖補助技術、特にPGT-SR(Preimplantation Genetic Testing for Structural Rearrangements、構造的再配置のための前置胚遺伝子検査)とIVF(体外受精)が、この目標を実現するための鍵となります。これらの方法により、ロバートソン転座によるリスクを最小限に抑えつつ、妊娠への道が開かれます。

PGT-SRを用いた受精卵の選択

PGT-SRは、IVFプロセスの一環として行われる特殊な遺伝子検査です。この検査は、受精卵(胚)が遺伝的異常を持っているかどうかを調べるために使用されます。ロバートソン転座のような構造的染色体異常に特に焦点を当て、健康な染色体構造を持つ胚のみを選択して子宮に移植することを可能にします。これにより、染色体異常による流産のリスクが減少し、健康な妊娠が期待できます。

不妊治療としてのIVFの適用

IVFは、特にロバートソン転座を持つカップルにとって、有効な不妊治療方法です。卵子と精子を体外で受精させ、成長した胚を女性の子宮に移植することで妊娠を試みます。PGT-SRと組み合わせることで、選択された胚が遺伝的に健康であることが確認され、妊娠成功率が向上します。

サポートとカウンセリングの情報

ロバートソン転座やその他の遺伝的疾患を抱えるカップルには、遺伝カウンセリングが強く推奨されます。臨床遺伝専門医(遺伝カウンセラー)は、リスク評価、治療オプション、生殖に関する選択肢についての包括的な情報を提供し、カップルが情報に基づいた決定を下せるようサポートします。また、多くの専門クリニックや支援団体では、心理的サポートやカウンセリングサービスも提供しており、治療過程のストレスや感情的な負担を軽減するための重要なリソースとなります。

これらの治療法とサポートシステムを通じて、ロバートソン転座を持つカップルも、子供を持つ夢を現実のものとする希望を持つことができます。遺伝的な課題に直面している場合でも、適切な医療介入とサポートにより、多くのカップルが成功した妊娠と出産の経験をしています。

ケーススタディ: ロバートソン転座の実際の患者例

患者Aのケース

患者Aは、習慣性流産の歴史を持つ30歳の女性です。遺伝学的検査で彼女がバランス型ロバートソン転座のキャリアであることが明らかになりました。彼女と彼女のパートナーは子供を持つことを強く望んでおり、体外受精(IVF)とPGT-SRを通じて健康な胚を選択することにしました。

治療前: 患者Aは数回の流産を経験しており、自然妊娠に対する希望を失いつつありました。

治療後: IVFとPGT-SRの組み合わせにより、転座を持たない健康な胚が選択され、妊娠に成功しました。患者Aは無事に健康な赤ちゃんを出産しました。

患者Bのケース

患者Bは、ロバートソン転座を持つことが原因で不妊症に悩んでいる34歳の男性です。彼と彼のパートナーは、遺伝学的リスクを最小限に抑えつつ子供を持つための選択肢を模索していました。

治療前: 患者Bと彼のパートナーは数年にわたり自然妊娠を試みましたが、成功しませんでした。

治療後: PGT-SRを含むIVFプロセスを経て、遺伝的に健康な胚が選択されました。結果として、患者Bのパートナーは妊娠し、健康な子供を出産しました。

成功率と治療の効果

ロバートソン転座のキャリアに対するIVFとPGT-SRの組み合わせは、遺伝的リスクを持つカップルが健康な子供を持つ確率を大幅に向上させます。成功率は、患者の年齢、特定の転座の型、および使用される治療法によって異なりますが、一般的にはこのアプローチにより高い妊娠率と出産率が報告されています。

ケーススタディは、ロバートソン転座のキャリアであっても、現代の生殖医療技術により、健康な子供を持つことが可能であることを示しています。PGT-SRとIVFは、染色体異常に起因する不妊や流産の問題を克服する有効な手段となり得ます。匿名の患者例を通じて、これらの治療法がどのように希望を提供し、実際の成功をもたらすかを示すことができます。

よくある質問(FAQ)

Q1: ロバートソン転座とは何ですか?
A1: ロバートソン転座は、2つの染色体の長腕が結合して新しい染色体を形成する染色体異常の一種です。これは特定の染色体間で起こり、健康に影響を及ぼす可能性があります。

Q2: ロバートソン転座はどのように遺伝しますか?
A2: ロバートソン転座は遺伝する可能性があります。転座を持つ親から子へと伝わることがありますが、すべての子がこの転座を受け継ぐわけではありません。遺伝的リスクは個々のケースによって異なります。

Q3: ロバートソン転座があるとどんな問題が起こりますか?
A3: ロバートソン転座は、不妊症や習慣性流産、ダウン症を含む染色体異常症のリスクを高める可能性があります。しかし、転座の型や個人の遺伝的背景によってリスクは異なります。

Q4: ロバートソン転座の治療方法はありますか?
A4: 直接的な「治療」はありませんが、体外受精(IVF)と前置胚遺伝子検査(PGT-SR)を組み合わせることで、遺伝的に健康な胚を選択し妊娠することが可能です。

Q5: 治療を受けるためにはどうすればよいですか?
A5: 治療を希望する場合は、まず生殖医療専門のクリニックでカウンセリングを受け、遺伝学的検査を行うことをお勧めします。クリニックはオンラインで検索するか、医療提供者に推薦を求めることができます。

Q6: 治療の費用はどれくらいかかりますか?
A6: 治療費は地域やクリニックによって大きく異なりますが、IVFとPGT-SRのプロセスは高額になることがあります。保険の適用範囲やクリニックの支払いプランについて事前に確認してください。

Q7: 治療の期間はどれくらいですか?
A7: IVFとPGT-SRのプロセスには数ヶ月かかることがあります。具体的なタイムラインは治療計画や個々の反応によって異なります。

Q8: クリニックへの予約はどのように行えばいいですか?
A8: クリニックのウェブサイトを訪れるか、直接電話で予約の手続きを行ってください。多くのクリニックでは、オンラインでの予約や問い合わせフォームを提供しています。

これらのFAQは、ロバートソン転座に関する一般的な疑問に答えることを目的としていますが、個々の状況に応じて専門家と直接相談することが重要です。遺伝カウンセリングや医療提供者からの具体的なアドバイスが、最適な治療計画とサポートを受けるための鍵となります。

コンクルージョン

ロバートソン転座は、染色体の長腕が二つのアクロセントリック染色体(上腕が非常に短く、ほとんどまたは全く見えない染色体)間で融合し、一つの大きな染色体を形成する染色体異常です。この転座は、特に13、14、15、21、22の染色体でよく見られます。ロバートソン転座は平衡型と非平衡型の二つに分けられ、平衡型では遺伝物質の損失がないため、携帯者は通常、健康に影響を受けません。しかし、非平衡型の場合は遺伝物質の損失や増加が伴い、発達遅延や知的障害などの問題を引き起こす可能性があります。

対象者が取るべき次のステップ

遺伝カウンセリング: ロバートソン転座の診断を受けた場合、臨床遺伝専門医との相談が第一歩です。臨床遺伝専門医(遺伝カウンセラー)は、この状態が健康や生殖にどのように影響するかについての情報を提供し、家族計画に関するアドバイスを提供できます。

家族計画とリスク評価: 平衡型ロバートソン転座のキャリアは、非平衡型転座を持つ子供を持つリスクがあります。これには特定の染色体障害が含まれる場合があります。臨床遺伝専門医(遺伝カウンセラー)は、体外受精(IVF)と組み合わせた胚の前置遺伝学的診断(PGD)など、リスクを最小限に抑えるオプションについて相談できます。

定期的な健康チェックとサポート: ロバートソン転座の影響を受ける可能性がある個人は、定期的な健康チェックと必要に応じて特定のサポートを受けることが重要です。これには発達の評価や、必要に応じて特別な教育や治療が含まれることがあります。

クリニックへの問い合わせ方法や予約の案内

クリニックの選択: 遺伝学的サービスを提供する専門のクリニックまたは病院を選択してください。地域の医療機関や遺伝カウンセリングセンターを検索することができます。

予約の取り方: クリニックのウェブサイトを訪れるか、電話で直接連絡して予約を取ります。遺伝カウンセリングや遺伝子検査に関心があることを伝え、必要な情報(個人情報、医療歴、家族の医療歴など)を準備しておくとスムーズです。

準備するもの: 最初の訪問時には、あなたとあなたの家族の医療記録、特に遺伝的状態に関連する情報を持参してください。また、あなたが持っている質問や懸念事項のリストを作成しておくと、カウンセリングセッションを最大限に活用できます。

ロバートソン転座の診断を受けた場合、専門家の助けを求めることが重要です。適切な情報とサポートを受けることで、健康や生殖に関連するリスクを理解し、適切な対処法を見つけることができます。

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、1995年に医師免許を取得して以来、のべ10万人以上のご家族を支え、「科学的根拠と温かなケア」を両立させる診療で信頼を得てきました。『医療は科学であると同時に、深い人間理解のアートである』という信念のもと、日本内科学会認定総合内科専門医、日本臨床腫瘍学会認定がん薬物療法専門医、日本人類遺伝学会認定臨床遺伝専門医としての専門性を活かし、科学的エビデンスを重視したうえで、患者様の不安に寄り添い、希望の灯をともす医療を目指しています。

仲田洋美のプロフィールはこちら

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