リボソーム
リボソームは、生きている細胞の細胞質内に多数存在するRNAとそれに付随するタンパク質からなる微小な粒子であり、メッセンジャーRNAやトランスファーRNAと結合し、ポリペプチドやタンパク質を合成する。
リボソームには、遺伝暗号の解読とペプチドの合成という2つの主要な機能がある。リボソームは大小2つのサブユニットであるリボ核タンパク質粒子ribonucleoprotein particles (RNPs)に別れており、この2つの働きを行う。各サブユニットは、1つまたは複数のリボソームRNA(rRNA)と多数のリボソームタンパク質(r-protein)で構成される。
この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号