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セカンドメッセンジャー

セカンドメッセンジャー

ホルモンの作用細胞膜上の受容体に結合する。ホルモンそのものが最初の伝達物質です。この受容体に結合することにより、細胞内のセカンドメッセンジャーを活性化する

セカンドメッセンジャーとは、細胞表面の受容体が受け取ったシグナルをエフェクタータンパク質に中継する小分子やイオンのことである。サイクリックAMP(cAMP)、ジアシルグリセロール(DAG)、イノシトール1、4、5-三リン酸(IP3)などがこれにあたる。

セカンドメッセンジャーには様々な化学物質があり、細胞膜内(脂質や脂質誘導体などの疎水性分子)、細胞質内(ヌクレオチドやイオンなどの極性分子)、あるいは両者の間(ガスやフリーラジカルなど)でシグナルを発することができる多様な性質を持っている。

セカンドメッセンジャーは、通常、静止している細胞内に低濃度で存在し、細胞が刺激を受けると急速に生成または放出される。セカンドメッセンジャーのレベルは、時間的、空間的に絶妙にコントロールされており、シグナル伝達の際には、酵素反応やイオンチャネルの開口部によって、セカンドメッセンジャーが高度に増幅される。そして、これらのメッセンジャーは、発生源から急速に拡散し、標的タンパク質に結合して、その特性(活性、局在、安定性など)を変化させ、シグナルを伝達する。

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

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