InstagramInstagram

Pループ

Pループ

リン酸結合ループ(P-ループ)は、モノヌクレオチド結合タンパク質に見られる保存された配列モチーフである。PループN末端側の2つのアミノ酸に、より大きな骨格の柔軟性が見られる。アミノ酸Gly18とHis19は、隣接するヘリックスCとの相互作用を介してPループのバックボーンの安定化に関与している。また、いくつかのGTPaseATPaseにP-loopアンカーが存在することから、進化的に保存されていることが示唆された。

Pループはリン酸結合ループ(phosphate-binding loop)、Walker Aモチーフなどいう名称で呼ばれる。モチーフにはG-x(4)-GK-[TS]というパターンが存在する(G:グリシン、K:リジン、T:スレオニン、S:セリン、x:任意のアミノ酸)。ATPまたはGTPを利用するタンパク質の多くに存在し、ヌクレオチドβリン酸が結合する。

この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号

 

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

仲田洋美のプロフィールはこちら

お電話での受付可能
診療時間
午前 10:00~14:00
(最終受付13:30)
午後 16:00~20:00
(最終受付19:30)
休診 火曜・水曜

休診日・不定休について

クレジットカードのご利用について

publicブログバナー
 
medicalブログバナー
 
NIPTトップページへ遷移