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二次免疫

二次免疫

免疫系の働きは、一次免疫反応と二次免疫反応の二つに分類される。一次免疫反応は、免疫系が感染源と最初に接触したときに起こる反応であり、それ以降、同じ病原体と接触するものはすべて二次免疫反応と呼ばれる。

二次免疫反応は、免疫システムの最も重要な機構の一つであり、二次免疫反応では、一次侵入の際に個体が遭遇した抗原を、より迅速かつ効率的に排除することができる。

二次免疫反応は、一次免疫反応よりもはるかに速く、はるかに強い反応である。これは、体が一次免疫反応の間に病原体に対する記憶を保持していいるからである。二次免疫反応は、ヒトを病原体から守るのに、より効果的な仕組みである。

一次免疫反応においてB細胞やT細胞が複製されると、エフェクター細胞と長寿命のメモリー細胞が作られる。メモリーB細胞およびT細胞は抗原特異的であり、再び抗原に遭遇すると、二次免疫反応と呼ばれるより迅速で効果的な免疫反応を起こすことができる。

この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号

 

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

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