InstagramInstagram

開始コドン

開始コドン

tRNAは3つのアンチコドンでアミノ酸に対応し、mRNAのコドンからリボゾーム上でタンパク合成をしていく

開始コドンとはメッセンジャーRMA上でタンパクへの翻訳を開始する遺伝暗号であり、真核生物では必ずメチオニンをコードするAUGである。

遺伝暗号は不変的でいくつかのコドン(三重塩基)から構成されている。遺伝暗号には、核酸中の4つの塩基の順列と組み合わせにより、4の3乗、合計64個のコドンが存在する。一方、アミノ酸は20個しかないため、64個のコドンのうち、61個のコドンが20個のアミノ酸コードしている。遺伝暗号には、すべての生物でタンパク質合成の開始と終了を知らせる1種類の開始コドンと、3種類の停止コドンという2つの区切り記号がある。

AUGは、転写されたmRNAの中で最初に翻訳されるコドンであるため、開始コドンと呼ばれています。AUGは最も一般的な開始コドンであり、真核生物ではメチオニン(Met)というアミノ酸をコードしている。タンパク質合成の際、転移RNAtRNA)はいくつかの開始因子の助けを借りて、開始コドンAUGを認識し、mRNAの翻訳を開始する。

この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

仲田洋美のプロフィールはこちら

お電話での受付可能
診療時間
午前 10:00~14:00
(最終受付13:30)
午後 16:00~20:00
(最終受付19:30)
休診 火曜・水曜

休診日・不定休について

クレジットカードのご利用について

publicブログバナー
 
medicalブログバナー
 
NIPTトップページへ遷移