恒常性 ホメオスタシス homeostasis
ホメオスタシスとは、環境変化に対して生物体内を安定に保つ能力のことである。たとえば、外気温が0度であっても38度であっても人体の体内温度は37度前後の一定に保たれる。こうした外的環境要因の変化に応じて変化するのではなく、一定に生体を保つことをホメオスタシス(恒常性)と呼ぶ。体温や血圧はホメオスタシスの最たる例である。
その他、血糖、カルシウムやカリウムといった生体内で重要な金属イオンの濃度などさまざまなものが恒常性を保っている。
この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号