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クローニング

クローニング

クローニングとは?

遺伝子クローニングとは、生物から抽出したすべてのDNAの中から、目的の遺伝子を探し出してコピー(クローン化)することである。

遺伝子クローニングの基本的な手順

1. 目的の遺伝子を持つとされる生物から抽出したDNAを制限酵素で遺伝子サイズに切断する。

2. バクテリアのプラスミドも同じ制限酵素で切断する。

3. 遺伝子サイズのDNAと切断したプラスミドを1つの試験管にまとめる。多くの場合、プラスミドと遺伝子サイズのDNAはアニーリングして、組み換えプラスミド(組み換えDNA)を形成する。

4. 組換えプラスミドは、エレクトロポレーションやヒートショックを用いてバクテリアに移される。

5. バクテリアをプレートに移し、コロニーを形成させる。すべてのプレート上のすべてのコロニーを遺伝子ライブラリーと呼ぶ。

6. 遺伝子ライブラリーをスクリーニングして、目的の遺伝子を含むコロニーを特定するには、以下の3つのうちの1つを調べる。
目的の遺伝子または極めて類似した遺伝子のDNA配列
目的の遺伝子がコードするタンパク
目的の遺伝子に近い位置にマッピングされたDNAマーカー
 

この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号

 

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

仲田洋美のプロフィールはこちら

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