共優性
遺伝学に関連する共優性とは、同じ遺伝子の2つのバージョン(対立遺伝子)が別々に発現して、個体に異なる形質をもたらす遺伝の一種を指す。つまり、植物や動物が2色以上の色素を持つように、一方の形質が他方より優性である代わりに、両方の形質が現れる。
例えばABO血液型ではA抗原、B抗原は両方ともに形質として現れ、両方もっているとAB型となる。
この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号