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グアノシン三リン酸 GTP

グアノシン三リン酸GTP

グアノシン-5′-三リン酸(GTP)は、プリン系ヌクレオシドの三リン酸である。転写過程でRNAを合成する際に必要な構成要素の一つである。その構造はグアノシンヌクレオシドと似ているが、GTPのようなヌクレオチドはリボース糖にリン酸を持つという点が唯一の違いである。GTPは、リボースの1’炭素にグアニン核酸塩基が結合しており、リボースの5’炭素には三リン酸部分が結合している。

グアノシン三リン酸(Guanosine triphosphate; GTP)は、ATPと同様にエネルギーが豊富な分子である。これらは高エネルギーリン酸化合物と言われ、加水分解により30kJ(7kcal)のエネルギーを発生させる化学結合である。しかし、反応の自由エネルギー変化が大きいだけであり、リンと酸素間の結合エネルギーは他の化合物と同じである。また、高エネルギーなのはリン酸とリン酸の結合のみであり、グアノシンと結合しているリン酸は通常の結合である。

GTPからGDPへの加水分解は、結合した因子の解離に常に先行する。GTPが結合すると因子の構造がわずかに変化する。GTPの機能は、高分子に結合することで、その高分子の構造変化を引き起こすことである。GTPは様々なGTPaseによって容易に加水分解されるため、GTPを制御要素として用いることで、高分子の形状を周期的に変化させることができる。GTPが結合しているときは、高分子は活性型の構造をしており、GTPが加水分解されてGDPになったり除去されたりすると、分子は不活性型に戻る。ホルモン活性化システムでもGTPは同様の役割を果たしている。

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プロフィール

この記事の筆者:仲田 洋美(臨床遺伝専門医)

ミネルバクリニック院長。1995年に医師免許を取得後、臨床遺伝学・内科・腫瘍学を軸に、 のべ10万人以上のご家族の意思決定と向き合ってきた臨床遺伝専門医です。 出生前診断・遺伝学的検査においては、検査結果そのものだけでなく 「結果をどう受け止め、どう生きるか」までを医療の責任と捉え、 一貫した遺伝カウンセリングと医学的支援を行っています。

日本人類遺伝学会認定 臨床遺伝専門医/日本内科学会認定 総合内科専門医/ 日本臨床腫瘍学会認定 がん薬物療法専門医。
2025年、国際誌『Global Woman Leader』および『Medical Care Review APAC』の2誌で立て続けに表紙(Cover Story)に抜擢。 「日本のヘルスケア女性リーダー10名」や「アジア太平洋地域のトップ出生前検査サービス」として、世界的な評価を確立しています。

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