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NIPTで検査結果が出ない場合もありますか?

東京でNIPTを提供するミネルバクリニックです。検査結果が出ない場合もありますか??というお問合せにお答えいたします。稀ですがNIPTで判定ができないという場合があります。この場合には羊水検査をお受けいただきたいと思いますのでお目を通していただければと思います。

結果が出ないことはありますか?

はい。稀ですがあります。

DNAが足らない場合

insufficient materialという形で返ってきます。最近では赤ちゃんの
DNAの量が全体の何パーセントだったか(胎児分画といいます)が書かれてかえってくる検査会社もあります。
この場合は妊娠週数が経過することで胎児のDNA量が増加するため、2度目の検査を受けることで結果がきちんとでます。

溶血の場合

溶血が発生してしまうと検査自体行うことができない為、結果は何も通知されませんが、この場合は再度血液を送付することで検査可能です。

その他の場合

その他の理由で検体が適合しない場合、明確に陽性・陰性という結果は通知されません。再検で可能な場合もありますが、検査項目以外の染色体異常が原因となっている可能性が高い為、検査機関から羊水検査を推奨されることがあります。

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 (がん薬物療法専門医認定者名簿)、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医(臨床遺伝専門医名簿:東京都)として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

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