和歌山県でNIPT（新型出生前診断）を実施している医院・クリニック一覧

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(更新日：2023/11/01)

和歌山KV

NIPT（新型出生前診断）とは妊婦さんの血液に含まれる胎児のDNAから、13トリソミー、18トリソミー、21トリソミーの先天性疾患がないかどうかを確かめる検査です。スクリーニング検査のため、検査結果を確定させるには、羊水検査や絨毛検査を受ける必要があります。妊娠9週目から受けることができます。

また、東京ミネルバクリニックのNIPTは妊娠6週から受けていただくことができます。オンラインNIPTは来院不要で、ご自宅近隣で完結できる新しいNIPTのカタチです。あわせてご確認ください。

和歌山県でNIPT（新型出生前診断）を実施する医院一覧

和歌山県でNIPTを実施している病院を調査しました。認証施設のみとなっています。

施設名	認証/非認証	検査可能週	専門分野	遺伝カウセ	費用	13，18， 21染色体基本検査	結果まで	住所	電話番号
和歌山県立医科大学附属病院	認証	11週	遺伝	◯	ー	◯	約4週間	和歌山県和歌山市紀三井寺811番地１
日本赤十字社和歌山医療センター	認証		遺伝	◯	ー	◯		和歌山県和歌山市小松原通四丁目20番地	073-422-4171
ひだか病院	認証		遺伝	◯	ー	◯		和歌山県御坊市薗116番地2	0738-22-1111
花山ママクリニック	認証		遺伝	◯	ー	◯		和歌山県和歌山市秋月483 CURAM Medical Square	073-474-1001
やましたレディース・マタニティクリニック	認証		遺伝	◯	9万9,000円	◯		和歌山県和歌山市元寺町西ノ丁9	073−426−8111
橋本市民病院	認証		遺伝	◯	9万円	◯		和歌山県橋本市小峰台２丁目８−１	0736-34-6116

和歌山県立医科大学附属病院

NIPTを受けられる妊婦さんの条件があります。事前に確認のうえ予約をしましょう。妊娠11週以降受けることができます。

住所	和歌山県和歌山市紀三井寺811番地１
アクセス	こちら
Tel
予約	かかりつけ医から和歌山県治癒医科大学周産期情報センターへ受付の電話
検査内容	13,16,21染色体基本検査
料金	不明
結果まで	約4週間
URL	こちら

日本赤十字社和歌山医療センター

ほとんど情報が掲載されていないため、かかりつけ医に確認してください。

住所	和歌山県和歌山市小松原通四丁目20番地
アクセス	こちら
Tel	073-422-4171
予約	不明
検査内容	13,16,21染色体基本検査
料金	不明
結果まで	不明
URL	こちら

ひだか病院

出生前検査(NIPT)外来は月曜日と金曜日の15:15~16:15と少ない枠ではありますが、実施されています。受けられる妊婦さんの条件がありますが、必ずしも当てはまらなくても受けることができます。

住所	和歌山県御坊市薗116番地2
アクセス	こちら
Tel	0738-22-1111
予約	電話
検査内容	13,16,21染色体基本検査
料金	不明
結果まで	不明
URL	こちら

花山ママクリニック

妊娠10週からNIPTを受けることができます。結果までは約2週間です。
受けられる妊婦さんの制限は特にありません。電話もしくはWEBで予約できます。

住所	和歌山県和歌山市秋月483 CURAM Medical Square
アクセス	こちら
Tel	073-474-1001
予約	電話かWEB
検査内容	13,16,21染色体基本検査
料金	不明
結果まで	2週間
URL	こちら

やましたレディース・マタニティクリニック

受けられる妊婦さんの制限はとくにありません。NIPT検査料は9万9,000円（やましたレディース・マタニティクリニックで妊婦健診を受けている方・初期ドックを受けた方は8万8,000円）
遺伝カウンセリングは初回5,500円、結果の説明時は3,300円となります。オンラインでも実施しており、その場合＋2,200円となります。

住所	和歌山県和歌山市元寺町西ノ丁9
アクセス	こちら
Tel	073−426−8111
予約	かかりつけの方：診察時に検査の希望を伝える他院通院中の方：電話で予約
検査内容	13,16,21染色体基本検査
料金	9万9,000円
結果まで	約10日
URL	こちら

橋本市民病院

2023年4月からNIPTを始めた病院となります。病院がさだめた条件のいずれかに当てはまる方が受けることができます。また、妊娠11週〜13週6日の間の方が対象です。

住所	和歌山県橋本市小峰台２丁目８−１
アクセス	こちら
Tel	0736－34－6116 （橋本市民病院地域連携室）
予約	かかりつけの方：担当医に申告他院通院中の方：地域医療連携室を通して予約 0736－34－6116(直通)
検査内容	13,16,21染色体基本検査
料金	■NIPT検査代：　9万円（税抜） ■遺伝カウンセリング代：　1回目：8,000円（税抜）　2回目以降：5,000円（税抜）
結果まで	不明
URL	こちら

NIPT認証施設での検査の流れ

和歌山県には認証施設しかないので、認証施設でNIPTを受ける際の流れを見ていきましょう。

検査を受けるまで

認証施設でNIPTを希望すると、まず遺伝カウンセリングを両親で受けます。
これは両親の家族の病気歴を詳しくヒアリングし、NIPTの検査結果の解釈に役立てるためです。検査実施にあたっても、両親の同意が必要になります。

検査実施について

認証施設で検査を受けるには、上記の遺伝カウンセリングを受けている他に以下のいずれかの条件に当てはまらなければ受けられない場合があります。

・分娩時の母体が35歳以上であること
・過去に先天性疾患を持つ子どもを妊娠した経験があること
・胎児に先天性疾患がある可能性を指摘されていること

事前に各医院でNIPTを受ける条件を確認しておきましょう。

検査項目について

認証施設では、13トリソミー（パトー症候群）、18トリソミー（エドワーズ症候群）、21トリソミー（ダウン症候群）の3つのトリソミーについて調べることができます。
なお、母体の血液からわかる胎児の先天性疾患は他にもありますが、認可施設で検査できるのはこの3項目のみです。

検査のあと

NIPTの結果は陰性／陽性で示されます。検査結果が陽性だったとしても、必ずしもお腹の中の赤ちゃんに疾患があるとは限りません。羊水検査や絨毛検査を受けて、はじめて結果が確定します。

認証施設には遺伝カウンセラーや遺伝専門医がいるため、検査結果を一緒に確認し、陽性だった場合はどのような手順で次の検査に進むか、陰性の場合に偽陰性の可能性はないかということを一緒に考えてくれます。

NIPTの非認証施設とは？

和歌山県内には、NIPTの非認証施設はありませんが、認証施設とどのように異なるのでしょうか。

【メリット】
認証施設よりも多くの疾患項目を調べることができます。
・年齢や妊娠歴、家族の病気歴等の受検条件はない
・3つのトリソミーに加えて、全染色体、微小欠失、胎児の性別もわかる

【デメリット】
最も大きな違いは遺伝カウンセラーや遺伝専門医がおらず、遺伝カウンセリングが行われないことです。採血をされて、検査結果を知らされるだけなので、結果をどう捉えたらよいかアドバイスをもらうことができません。
（※希望すればカウンセラーに相談できる施設もあります）

お腹の中の赤ちゃんの健康状態に対する不安を取り除くために検査を受けたにもかかわらず、不安が増す結果になってしまうでしょう。
NIPTを受ける際には、遺伝カウンセラーや遺伝専門医がいる施設を選ぶことをおすすめします。

NIPTを専門医の下で、安心安全に受けたい方へ

東京にあるミネルバクリニックは、臨床遺伝専門医によるカウンセリングを行い、非認証施設のメリットを生かして多くの検査項目を設けたNIPTを実施しています。

オンライン（ビデオ通話）でも診察を行っているので、和歌山県にお住まいの方も当院でNIPTが受けられます。
当院のNIPTは最先端のものを扱っているため世界でもトップクラスに精度が高く、これまでに偽陰性は確認されておりません。

→認可施設での受検条件を満たさない
→たくさんの項目を検査したい
→専門医のもとでNIPTを受けたい

という方はお問い合わせください。

ミネルバクリニックのオンラインNIPTの流れ

ミネルバクリニックのオンラインNIPTをご希望の方へ、検査の流れをご案内します。

ご予約

・WEBフォームからお申し込みはこちら
・お電話でのお申し込みはこちら：03-3408-3768
・ご予約確定後、基本検査（13、18、21トリソミー）のご入金
・問診票の記入

遺伝カウンセリング

臨床遺伝専門医である院長が遺伝カウンセリングを行います。カウンセリング内容に基づき、最終的な検査プランをご選択いただきます。
基本検査（13、18、21トリソミー）以外のオプションについて、差額が出た場合のみ追加のお支払いを戴きます。

採血

検査キットをミネルバクリニックからお送りします。採血が必要な診療内容の場合、お近くの医療機関で採血をしていただきます。医療機関のご案内、手配も対応しておりますのでご相談ください。採血が終わったら、患者さまご自身でミネルバクリニックへご返送いただきます
※詳細は事前に資料も含めご案内いたします

検体発送〜検査結果開示

検体はミネルバクリニックから検査会社へ速やかに発送し、検査の進捗状況に応じてメールをお届けします。
検査結果が出たら、患者様マイページで検査結果をご確認いただけます。仮に陽性結果が出た場合、遺伝カウンセリングなどその後のアフターフォローを行いますので、ご安心ください。

まとめ

日本では2013年以降、国内でNIPT（新型出生前診断）の提供が始まりましたが、この普及に伴ってさまざまな懸念事項が浮上しています。
たとえば、非認証施設では適切な遺伝カウンセリングが行われないため、妊婦さんが偽陽性の結果を理解できず、混乱を招いてしまうケースが報告されています。誤った判断により正常な胎児を中絶するケースも発生しています。また、基本的な検査で偽陽性が見落とされ、セカンドオピニオンが必要とされる事例も報告されています。
陽性の診断結果が確認され、中絶が検討される場合、妊娠10週を過ぎると、胎児の成長に伴い手術の複雑さや母体への負担が増加します。妊娠12週を超えると、中期中絶手術が必要であり、薬剤を使用して人工的に陣痛を誘発し、流産させる必要があります。そのため、妊婦とその家族の身体的、精神的なケアとサポートが極めて重要です。

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この記事の著者：仲田洋美（医師）

プロフィール

仲田洋美総合内科専門医、臨床遺伝専門医、
がん薬物療法専門医
医療法人社団ミネルバ　神宮外苑ミネルバクリニック　院長

さらに詳しいプロフィールはこちら

ミネルバクリニックでは、臨床遺伝専門医の院長のもと、東京都港区青山で、NIPT検査を提供しています。少子化の時代、より健康なお子さんを持ちたいという思いが高まるのは当然のことと考えています。そのため、当院では世界の先進的特許技術に支えられた高精度な検査を提供してくれる検査会社を遺伝専門医の目で選りすぐりご提供しています。