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岩手県でNIPTができる病院・クリニックの費用・検査などの内容を比較


NIPTとは妊婦の採血で赤ちゃんの13トリソミー18トリソミー21トリソミー染色体異常微小欠失症候群その他の染色体異常、遺伝子異常を知ることができる検査です。岩手県でNIPT新型出生前診断)を提供している医院の検査の種類や費用について比較してみました。

また、東京ミネルバクリニックのNIPTは妊娠6週から受けていただくことができます。オンラインNIPTは来院不要で、ご自宅近隣で完結できる新しいNIPTのカタチです。あわせてご確認ください。

岩手県でNIPTができる病院・クリニックの費用・検査などの内容を比較

女性

NIPT(新型出生前診断)とは?

NIPT(新型出生前診断)とは、妊婦さんの血液を採取して赤ちゃんの染色体に先天性異常がないかをスクリーニングする検査です。2013年に導入されて以降、72,526件(2018年厚生労働省調べ)の検査が実施されてきました。

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採血するだけで母体に負担がかからない手軽さから希望される妊婦さんが増えてきています。妊娠9週目から22週目までと羊水検査絨毛検査よりも受けられる時期も早いのも特徴です。

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ただし、的中率が99%と100%ではないので非確定診断に分類されます。そのため検査結果が誤っている可能性が少なからずあります。もし陽性だった場合は確定診断である羊水検査や絨毛検査を受けることになります。

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認可施設とはなにか?

日本医学会と日本産婦人科学会に認定を受けた病院が認可施設と呼ばれています。大きな病院が多く、遺伝カウンセリングを義務化しているのが特徴です。また、遺伝子について専門的な知識がある臨床遺伝専門医が在籍している場合もあるので検査内容について詳しく話を聞くことができます。

ただし、調べる染色体の数は13トリソミー(パトゥ症候群)、18トリソミー(エドワーズ症候群)、21トリソミー(ダウン症候群)の三つのみです。遺伝カウンセリングも夫婦同伴が条件になるため日程の調整が難しいのも難点です。

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検査を受けられる妊婦さんには条件があり、出産時に35歳以上でないといけません。他にも染色体異常の子どもを妊娠または出産したことがあること、夫婦どちらかが染色体異常の保因者(キャリア)であることといった条件が付いてきます。条件が付けられているのはN認可施設においてNIPTは臨床研究だからです。なぜ、臨床研究として扱われるようになったのかはこの記事の本編とは無関係なので割愛します。

無認可施設と認可施設の違い

日本医学会と日本産婦人科学会から認定を受けていないクリニックでもNIPTを実施しています。これらの医院は無認可施設と呼ばれています。ただし、法律違反ではないのでご注意ください。

認可施設の病院と無認可のクリニックとの大きな違いは年齢制限がないことです。認可施設は出産時の年齢が35歳以上でないとNIPTを受けられませんが、無認可のクリニックは20代でも受検が可能です。通院回数も一回で済むため妊婦さんのご負担が少ないのもメリットといえます。

しかも医院によりますが、調べられる染色体の数が大幅に増加する場合があります。希望があれば全染色体の検査が可能なクリニックもあるほど検査のメニューが充実しているのも見逃せないポイントです。

ただ、マスコミでも報じられているように検査前の遺伝カウンセリングを実施していないクリニックが多い点が問題です。遺伝カウンセリングは妊婦さんにどんな検査なのかを理解していただくために必要な場です。無認可のクリニックでは遺伝子の専門知識がない皮膚科や美容診療の看板を掲げている医院が採血だけをしているところもあるため妊婦さんの不安な気持ちに寄り添うのも難しいケースがあります。

岩手県でNIPT(新型出生前診断)を行う医院の特徴

岩手県でNIPT(新型出生前診断/非侵襲的出生前検査)を提供している医院の検査の種類や費用について比較してみました。NIPT(新型出生前診断)を提供する施設の違いについては、新たな情報が入り次第更新していきます。現在岩手県内でNIPT(新型出生前診断)を行っているのは二つです。ところが、岩手医科大学付属病院と内丸メディカルセンターは同じ系列となるためどちらで受けても違いはありません。

               
施設名提携先検査会社検査
可能
妊娠
医師の
専門
分野
遺伝
カウ
ンセ
リン
費用13,18,
21染色体
基本検査
全染色体微小欠失胎児

性別
結果
開示
まで
の期
住所電話番号
内丸
メディカル
センター
認可NIPT
コンソ
ーシアム
問い合わせ中10週遺伝¥145,800~
¥205,200
2~3
週間
岩手県盛岡市
内丸19番1号
019-
613-6111
岩手医科大学
附属病院
認可NIPT
コンソ
ーシアム
ジーンテック
or
ユーロフィン
10週遺伝¥145,800~
¥205,200
2~3
週間
岩手県紫波郡
矢巾町医大通
2-1-1
019-
613-7111

違いは、岩手医科大学付属病院は産婦人科での対応となります。そのため妊婦さんの体調が悪くても診察をしてもらえます。ところが、内丸メディカルセンターは臨床遺伝科になるため産科の診療は受け付けていないので注意してください。また、岩手医科大学付属病院では遺伝カウンセリングを実施していないので内丸メディカルセンターで行うことになります。

岩手医科大学付属病院内丸メディカルセンターについて

岩手県内で唯一NIPT(新型出生前診断)を受けられるのが岩手医科大学付属病院内丸メディカルセンターです。日本医学会から認定を受けている病院となりますので調べられる染色体は13トリソミー、18トリソミー、21トリソミーの三つとなります。

院内に臨床遺伝専門医が3名もいるため検査前に行う遺伝カウンセリングも専門的な知識を持つ医師が対応しています。遺伝カウンセリングと検査が同じ日に受けられるのもメリットといえます。しかも、紹介状がなくてもカウンセリングをしてくれるのは大きなプラスポイントです。

ただし、認可施設であるためNIPTを受けるのに条件があります。以下の条件に合わない妊婦さんはNIPTの検査対象外です。

  • 1.既に産婦人科を受診し、超音波検査により胎児の心拍が確認され出産予定日が決定されていること。
  • 2.現在、分娩可能施設に通院していること。
  • 3.予約の時点で妊娠週数が10週0日から15週6日までであること。
  • 4.1週間以内に他院で胎児の心拍を確認されているか、または予約後検査当日までに心拍を確認すること。
  • 5.検査前後の遺伝カウンセリング(全2回)を必ずご夫婦で受けること。
  • 6.研究の目的である分娩后のアンケートにご回答いただくこと。
  • 7.「母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査に関する指針」より、下記のいずれかの条件を満たすこと。
  •  1) 染色体疾患(21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーのいずれか) に罹患した児を妊娠、分娩した既往を有する場合
  •  2)高年妊娠の場合 (分娩時35歳以上、ただし、凍結胚移植による妊娠の場合、採卵時の妊婦年齢が34歳2ヶ月以上である)
  •  3) 胎児が染色体疾患(21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーのいずれか)に罹患している可能性の上昇を指摘された場合※
  • ※ 超音波検査、母体血清マーカー検査で可能性の上昇を指摘されている場合や両親にロバートソン転座(21/13染色体など)がある場合

もし陽性だったら同じ施設で羊水検査を受けなくてはいけません。検査を受ける場合、一泊入院が必要となりますので万一に備えて準備しておきましょう。
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ミネルバクリニックではオンライン診療で岩手県も全てカバーします

ミネルバクリニックは、NIPT(新型出生前診断)を受けるのに少しハードルが高い認可の病院しかない岩手県でも検査の受け付けをしています。なぜなら「オンライン診療」を導入しており、日本全国どこからでもカウンセリングや検査が可能だからです。

関連記事オンラインNIPT:全国どこにお住まいでもミネルバクリニックのNIPTが受けられます。

もちろん年齢制限もありませんし、調べられる染色体も三つだけではありません。妊婦さんのご希望に合わせて検査できるよう数多くのメニューをそろえています。

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スーパーNIPTジーンプラス(単一遺伝疾患NIPT)

また、第二世代、第三世代のNIPTは、今まで(本当はかかっていないのに陽性と判定されること)が報告されていないほどの精度です。

まとめ

女性医師
NIPTを受ける妊婦さんは気軽な気持ちで検査を受けているわけではありません。ましてやNIPTはお腹の中にいる赤ちゃんに先天性異常がないかをスクリーニングする重要な検査です。

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検査結果が出たら悩みに悩んで決断をしている妊婦さんがほとんどです。だからこそアフターケアが重要であり、無認可のクリニックみたいに事前の遺伝カウンセリングをやらない施設が問題視されているのです。

しかしミネルバクリニックは、認可施設同様に臨床遺伝専門医が検査の前に遺伝カウンセリングを実施しています。しかも自身も出産経験のある女性医師であり、自分の経験や専門知識から妊婦さんの話にとことんまで耳を傾けています。NIPTについての相談だけではなく妊娠や出産についても先輩ママとしてアドバイスをしており、なおかつ遺伝子の専門家として知見を述べています。

世界のトップレベルの検査機関と独占契約を結んでおり、ご自宅いながらにして通院と同様の診療が可能です。すべての医師、スタッフが妊婦さんにより良い環境でNIPT(新型出生前診断)を受けていただけるよう全力で取り組んでいます。

もし、ミネルバクリニックのNIPT(新型出生前診断)にご興味が生まれたら是非お気軽にお問い合わせください。

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カリオセブン|全部の染色体を7Mbでスキャン+微小欠失9疾患。胎児のDNA2.5%から可能なので9週から検査できます。
デノボ|父親の加齢と相関する25遺伝子44疾患
ペアレントコンプリート:通常のNIPT(母親の側に原因がある疾患をチェック)+デノボ(父親側に原因がある疾患をチェック)
コンプリートNIPT:ペアレントコンプリート+カリオセブンの全部が入っています
イルミナVeriseq2(全染色体を7Mbで欠失・重複のスキャンが可能。但し、胎児のDNAが8%ないと正確性を担保できないため、妊娠11週からとなります)
オンラインNIPT:全国どこにお住まいでもミネルバクリニックのNIPTが受けられます


 

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

プロフィール

1995年医師免許取得。医師として勤務を続けるうちに人を人として”全人的”に診療したいという強い思いから縦割りの医療の在り方に疑問を感じて2010年にがん薬物療法専門医取得(2019年現在全国1200人程度)し、臓器を網羅した横断的専門医となる。また、臓器を網羅すると遺伝性がんへの対策が必要と気づき、2011年に臨床遺伝専門医取得(2019年現在全国1000人程度)。

2014年に遺伝相談はセンシティブな分野にもかかわらず、昼間の短い時間しか対応できない大病院のありかたに疑問を感じて、ミネルバクリニックを開業。以来、必要な人がハードルを感じずに診療を受けられるようにしたいと思いから、全国で大学病院でも難しい内容の対応を求める人々を受け入れ、よろずお悩み相談所として多くの人々の様々な”家族(計画)の問題”を改善に導いている。

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プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

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