InstagramInstagram

石川県でNIPTができる病院・クリニックの費用・検査などの内容を比較


NIPTとは妊婦の採血で赤ちゃんの13トリソミー18トリソミー21トリソミー染色体異常微小欠失症候群その他の染色体異常、遺伝子異常を知ることができる検査です。石川県でNIPT新型出生前診断)を提供している医院の検査の種類や費用について比較してみました。

また、東京ミネルバクリニックのNIPTは妊娠6週から受けていただくことができます。オンラインNIPTは来院不要で、ご自宅近隣で完結できる新しいNIPTのカタチです。あわせてご確認ください。

石川県でNIPTができる病院・クリニックの費用・検査などの内容を比較

女性

NIPT(新型出生前診断)とは?

妊娠9週目以降の妊婦さんに採血をして、血液中に含まれている赤ちゃんの染色体をスクリーニングしてダウン症エドワーズ症候群、パドウ症候群などの先天性疾患がないかチェックする検査です。母体への負担が少なくて精度が高いことから導入をしているクリニックが全国に広がっています。検査を希望する妊婦さんの中には、調べるときに「しんがたしゅっせいまえしんだん」入力すると「出征前診断」や「出世以前診断」と表示されたものをそのまま検索してしまう方もいるようです。

関連記事:NIPTとは?安全性の高さと検査における3つの重要ポイントを紹介
ミネルバクリニックNIPTコラム
微小欠失症候群|NIPTでできる微小欠失検査
NIPTの全染色体検査でわかること|メリットとデメリット

現在、日本では二つの病院に分かれています。一つが日本医学会と日本産婦人科学会に認定された病院、もう一つは認可を受けていない無認可のクリニックです。無認可と聞くと非合法のイメージがありますが、認定されていなくても法律違反には当たりません。認可施設ではNIPTは診療ではなく臨床研究となるためさまざまな制限がかかっています。検査できる染色体の数が三つだけだったり、検査を受けられる妊婦さんに年齢制限があったりするのも研究だからです。その点が無認可のクリニックとの違いになります。

無認可施設だとすべての遺伝子を調べられるところがあります。費用も認可された病院よりも負担が少ないクリニックも珍しくありません。

ただし、認定された病院で実施している検査前の遺伝カウンセリングをしている医院が少ない点は問題です。厚生労働省や日本医学会と日本産婦人科学会からも指摘されています。

関連記事:NIPT(新型出生前診断)は非確定診断|検査の確率について
羊水検査とは|方法や目的・検査内容・リスクを解説
絨毛検査とは|検査方法や・検査内容・痛み・リスクを解説

なお、NIPT(新型出生前診断)は、検査結果がそのまま診断になる確定診断ではありません。もし陽性と判定されたら羊水検査絨毛検査を受けていただくよう勧められます。

石川県でNIPT(新型出生前診断)を提供する医院の費用の比較

県内でNIPT(新型出生前診断)を行っている病院は二つとも認可施設ですので費用に大きな差はありません。遺伝カウンセリングの費用も含めた値段は下記の表に記載しています。

               
施設名提携先検査会社検査
可能
妊娠
医師の
専門
分野
遺伝
カウ
ンセ
リン
費用13,18,
21染色体
基本検査
全染色体微小欠失胎児

性別
結果
開示
まで
の期
住所電話番号
金沢大学
付属病院
認可NIPT
コンソ
ーシアム
ジーンテック10週遺伝¥180,0002~3
週間
石川県金沢市
宝町13-1
076-
265-2000
金沢医科大学
病院
認可NIPT
コンソ
ーシアム
ジーンテック10週遺伝¥200,0002~3
週間
石川県河北郡
内灘町
大学1-1
076-
286-3511

カウンセリング料は、金沢医科大学付属病院が7,500円(税別)です。金沢大学付属病院は診療費名目で初回が9,000円、二回目以降は7,000円となっています。二つの病院とも検査内容に大きな差はないので費用や検査以外の面で選ぶのがいいかもしれません。

石川県でNIPT(新型出生前診断)を行っている病院の特徴

県内でNIPT(新型出生前診断)を行っている病院は二つだけです。どちらも日本医学会と日本産婦人科学会が認定した施設です。

認定された病院の特徴は、受検できる妊婦さんに条件があることです。

  • (1)高齢妊娠(35歳以上)の方。
  • (2)染色体数的異常(13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー)を有する児を妊娠した既往のある方。
  • (3)胎児が染色体数的異常を有する可能性を示唆された方。
  • a) 胎児超音波検査で、胎児が染色体数的異常を有する可能性が示唆された。
  • b) 母体血清マーカー検査で、胎児が染色体数的異常を有する可能性が示唆された。
  • c) 両親のいずれかが均衡型ロバートソン転座を有していて、胎児が13トリソミーまたは21トリソミーとなる可能性が示唆された。

上記の条件に該当していないと検査が受けられません。二つの病院とも仕事をしている方が予約を取るのが難しい平日昼間のみの診療です。また、初診と検査、結果報告と最低3回の通院が必要になるので肉体的な負担も大きくなります。しかも初回の遺伝カウンセリングは夫婦同伴が条件です。お互いの日程調整も大変になるかと思います。

石川医科大学附属病院(石川県河北郡)

石川県内で最初にNIPT(新型出生前診断)を始めたのが石川医科大学附属病院です。日本医学会と日本産婦人科学会が認定した病院で2017年からNIPTを行っています。

認可された病院であるため事前の遺伝カウンセリングは義務になっていて、調べる染色体も13トリソミー、18トリソミー、21トリソミーの三つだけです。染色体異常や性別判定は検査できません。また妊婦さんが直接NIPTの申し込みをすることはできず、かかりつけ医(産婦人科)の医師に「医療情報提供書(NIPT検査専用)」へ必要事項を記入してもらってから遺伝カウンセリングの予約を取る形です。産科婦人科専門医と臨床遺伝専門医が担当しているのは妊婦さんの疑問に対応できる体制が整っているといえます。

ミネルバクリニックではオンライン診療で石川県も全てカバーします

東京にあるミネルバクリニックでは、ご自宅いながらにしてNIPTに関する説明や遺伝カウンセリングを受けられる体制が整っています。なぜならビデオ通話によるオンライン診療を提供しており、石川県内にお住まいの妊婦さんでも対象地域になっているからです。

関連記事:オンラインNIPT:全国どこにお住まいでもミネルバクリニックのNIPTが受けられます。

事前の遺伝カウンセリングやNIPTに関する説明もオンラインで実施しており、検査キットを送って採血をしていただければ結果もオンラインでチェック可能です。通院していただく必要もないので余計なご負担は一切かかりません。

まとめ

笑顔の女性医師
マスコミから「命の選択」と言われるNIPTですが、妊婦さんは軽い気持ちで中絶を決めたわけではありません。悩みに悩み抜き、家族ともとことんまで話し合った上で決断をされた方がほとんどです。

関連記事:NIPT陽性確定後の人工妊娠中絶|NIPTを受ける前に知っておきたい10のポイント
中期中絶手術体験談|望んだ第2子妊娠、NIPT、21トリソミー、羊水検査、確定

だからこそ、遺伝カウンセリングの体制が整っているクリニックで受けてほしいと思います。ミネルバクリニックなら遺伝子の専門的な知識を持つ臨床遺伝専門医がカウンセリングを実施しています。しかも出産経験のある女性医師ですので、検査以外の面でもお悩みに耳を傾け、自身の経験や専門的な知識を元にしたアドバイスをしています。NIPTのメニューも豊富で、第二世代と第三世代のNIPTは、これまで偽陰性が報告されていないほどの精度を誇ります。

関連記事:ミネルバクリニックNIPTトップページ
第2世代NIPT|カリオセブン|東京のミネルバクリニック
スーパーNIPTジーンプラス(単一遺伝疾患NIPT)

もし少しでもミネルバクリニックのNIPTに興味が湧いてきたら遠慮なくお問い合わせください。お話好きの院長があなたのご相談をお待ちしています。

他の都道府県から施設を探す

ミネルバクリニックNIPTトップページ
ミネルバクリニックNIPTメニュー
スーパーNIPT|スーパーNIPT(13トリソミー・18トリソミー・21トリソミー)・スーパーNIPTプラス(+微小欠失4疾患)・スーパーNIPTジーンプラス(100遺伝子の重篤な遺伝病を検出)
カリオセブン|全部の染色体を7Mbでスキャン+微小欠失9疾患。胎児のDNA2.5%から可能なので9週から検査できます。
デノボ|父親の加齢と相関する25遺伝子44疾患
ペアレントコンプリート:通常のNIPT(母親の側に原因がある疾患をチェック)+デノボ(父親側に原因がある疾患をチェック)
コンプリートNIPT:ペアレントコンプリート+カリオセブンの全部が入っています
イルミナVeriseq2(全染色体を7Mbで欠失・重複のスキャンが可能。但し、胎児のDNAが8%ないと正確性を担保できないため、妊娠11週からとなります)
オンラインNIPT:全国どこにお住まいでもミネルバクリニックのNIPTが受けられます


 

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

プロフィール

1995年医師免許取得。医師として勤務を続けるうちに人を人として”全人的”に診療したいという強い思いから縦割りの医療の在り方に疑問を感じて2010年にがん薬物療法専門医取得(2019年現在全国1200人程度)し、臓器を網羅した横断的専門医となる。また、臓器を網羅すると遺伝性がんへの対策が必要と気づき、2011年に臨床遺伝専門医取得(2019年現在全国1000人程度)。

2014年に遺伝相談はセンシティブな分野にもかかわらず、昼間の短い時間しか対応できない大病院のありかたに疑問を感じて、ミネルバクリニックを開業。以来、必要な人がハードルを感じずに診療を受けられるようにしたいと思いから、全国で大学病院でも難しい内容の対応を求める人々を受け入れ、よろずお悩み相談所として多くの人々の様々な”家族(計画)の問題”を改善に導いている。

さらに詳しいプロフィールはこちら

 

プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

仲田洋美のプロフィールはこちら

お電話での受付可能
診療時間
午前 10:00~14:00
(最終受付13:30)
午後 16:00~20:00
(最終受付19:30)
休診 火曜・水曜

休診日・不定休について

クレジットカードのご利用について

publicブログバナー
 
medicalブログバナー
 
NIPTトップページへ遷移