欧州研究機構のアドバンスグラントで行われるNIPTの臨床試験に日本から共同参加する栄誉を頂きました。 ミネルバクリニックでは、世界中の国際認証を受けた遺伝子検査機関を厳選して業界オンリーワンの検査体制を整えています。

当院では高い専門性と技術を提供する診療を行っています。美容・脱毛クリニックのような無料カウンセリングは行っておりません。問診票は医師が状態を把握するため作成しており、診察の一部ですので配布時点で料金が発生しますことをご了承下さい。

当院の遺伝子検査は、世界的にも幅広い検査項目を扱っています。先進的医学検査としてその後のフォローアップも行い、検査精度に反映させていく必要があり、すべて臨床研究という形で行っていることをご了承ください。

妊婦さんへ|新型コロナウイルスとは?どこから感染するの?かかるとどんな症状がでるの?

気分不良

新型コロナウイルスとは?

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とは2019年に発生した新型コロナウイルスによる感染症をさします。SARS-CoV-2と呼ばれるウイルスに感染して病気になるのですが、世界中で猛威を振るっています。

新型コロナウイルスは、肺炎をおこしやすいウイルスです。
新型コロナウイルスに感染してもほとんどの人(約8割)は症状が軽かったりなかったりするのですが、重症化する人もいます。

新型コロナウイルスにかからないために妊婦はなにをすればいいですか?

妊婦さんもほかの人たちもしないといけないことは同じです。
新型コロナウイルス感染症は人から人へと感染するのですが、感染した人が咳やくしゃみをしたりする(飛沫が飛ぶため)ことでうつるインフルエンザと違い、他の人に近づいてしゃべったりするだけでも感染することがわかっています。
ウイルスは、感染した人の気道から小さな粒子となって出て、空気の流れで漂い、近くの人に届きますし、屋内など空気が循環する場所ではたとえばエアコンの風に乗り離れたところにいる人にも届いてしまいます。

ですので、新型コロナウイルスは一緒に暮らす人の間で広まりやすいですが、人が集まって近づいてしゃべったり、握手したり、抱き合ったり、食べ物をシェアしたり、一緒に歌ったりすると簡単に広がります。飲食店で食事をすると他の人と近づくことが多く、また、周囲の環境がうるさかったりお酒を飲んだりすると大きな声になり飛沫も多く出ますし、マスクも外してしまいますので、感染のリスクが高くなります。新型コロナウイルスが付いたものに触れた手で口や鼻や目を触るだけでも感染するという報告がありますので、とにかく顔にてを持っていく癖のある人はぜったいその癖を直しましょう。顔には手をもっていかないことです。

また、大多数の人は症状がないまま感染していると言われていて、しかし、他人にうつすことはできますので、症状がないからといって感染刺さないわけではありません。感染の拡大を防ぐには、となりの人と距離をしっかりとることが大変有効な手段なのです。

妊娠した女性(妊婦)の新型コロナウイルス感染症にはどんな症状がありますか?

妊婦さんもそうでない人も症状は変わりありません。
新型コロナウイルスに感染すると、症状は通常、4、5日で現れますが、長ければ2週間以上たってから症状が出ることもあると報告されています。しかし、一方で、まったく症状が出ない人も大勢いることについては述べてきた通りです。

新型コロナウイルスに感染したことで現れる症状には次のようなものがあります。

●発熱 ●悪寒(ぞくぞくする)
●咳
●息苦しい
●だるい
●筋肉痛 ●頭痛 ●喉の痛み(少ない)
においや味がわからなくなる 特徴的

少ないですが吐き気や下痢といった胃腸の症状が出る人もいるようです。

妊娠中に新型コロナウイルスにかかった場合、どれくらいで回復しますか?

妊婦さんもほかの人たちと変わらず、ほとんどの場合は数週間たつと回復します。
しかし、人によっては重症化して、肺炎、酸素不足、心臓病(心筋炎など)などの深刻な問題を引き起こし、死に至ることもあります。

新型コロナウイルスにかかって重くなりやすいひとってどういう人ですか?

妊娠しているからと言って重症になるというわけではありません。
重症化するリスクは高齢者ほど高くなりますが、高齢出産といっても高齢者の定義には入りませんので、この点は心配いらないでしょう。

重い心臓病
慢性腎臓病
2型糖尿病
慢性閉塞性肺疾患
かま状赤血球症
肥満
低免疫状態
ぜんそく
のう胞性線維症
1型糖尿病
高血圧

などがあると重症化しやすいようです。

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

医師・仲田洋美の保有資格

医籍登録番号 第371210号
麻酔科標榜医 厚生労働省医政発第1017001号 麻 第26287号
日本内科学会 認定内科医 第19362号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本プライマリ・ケア連合学会 指導医 第2014-1243号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号
日本感染症学会認定 インフェクションコントロールドクター ID3121号
日本化学療法学会 抗菌化学療法認定医 第J-535号

見ての通り、感染症専門医ではありませんが、感染症に関する二つの資格は一応持っているのと、「遺伝子検査」の専門医でもあります。
あと、この凝り性な性格でお勉強したので、通常の内科専門医よりは断然詳しいと思います。

間違っているところがあったらお知らせください。

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