欧州研究機構のアドバンスグラントで行われるNIPTの臨床試験に日本から共同参加する栄誉を頂きました。 ミネルバクリニックでは、世界中の国際認証を受けた遺伝子検査機関を厳選して業界オンリーワンの検査体制を整えています。

ミネルバクリニックは高い専門性を誇り技術で皆さんにお答えする診療を行なっているため無料相談は受け付けておりません。問診票は医師が皆さんの状態を知るためや必要な情報を伝えるために作成しており診察の一部ですので配布の時点で診療料金が発生します。

COVID-19患者の重症度の定義

軽症 中等症 重症
呼吸困難を伴わない、発熱、倦怠感、咳、上気道症状など。ほとんどは入院の必要はない。 呼吸困難を呈した場合、少なくとも中等度の疾患であることが懸念され、これらの患者はしばしば入院を必要とする。胸部画像に浸潤があっても中等症である。 2020年5月1日のEUA(The European University Association)では、重度の疾患を持つ患者を、酸素飽和度(SpO2)が94%以下の患者、補助酸素が必要な患者、人工呼吸が必要な患者、ECMOが必要な患者と定義。

重症度の定義は、米国食品医薬品局が使用している定義ではEUAの定義からECMOが外れるが、実務には影響がない。一部の研究では、低酸素血症に加えて、頻呼吸、呼吸困難、胸部画像での肺実質の50%以上の浸潤などをあげているものもある。

パルスオキシメトリ(経皮的に酸素飽和度を測定する装置)が酸素飽和度を過大評価する可能性があるため、皮膚の色が濃い人の酸素飽和度の評価には特に注意が必要である。

COVID-19治療における酸素化目標

COVID-19の重症度の定義でSpO2がなぜ94%なのか、ということについては、「酸素化目標が94%だからそれを切ったら重症」という事である。この酸素化治療目標も世界的にきちんと決められている。

世界保健機構は、初期治療時には経皮的酸素飽和度(SpO2)が94%以上、酸素化維持時には90%以上になるように酸素を滴定することを提案している。ほとんどの患者では、酸素化目標を達成するために必要な最低のFiO2を使用し、可能であればSpO2を90~96%にすることが理想的で低酸素血症は避けるべきである。初期治療で高いSpO2が得られた場合、高酸素状態が長く続かないように、安全な範囲ですぐに補助酸素を減量する必要がある。高濃度の酸素による組織傷害を防ぐためである。低い目標値が必要な患者(例えば、慢性閉塞性肺疾患による急性高呼吸不全を併発している患者)や高い目標値が必要な患者(例えば、妊娠中)がいるため、目標値の個別化が重要となる。

色素の濃い皮膚を持つ患者に SpO2 目標値を使用することは、パルスオキシメトリが動脈酸素化を過大評価し、そのような人の低酸素血症を特定できない可能性があるため、特別な注意が必要となる。米国食品医薬品局および米国疾病管理予防センターは、COVID-19を使用する患者をリスク層別化する際に、これらの懸念を強調している。COVID-19 を持つ皮膚の色が濃い患者の場合、SpO2 測定の正確性を確保するために、SpO2値を動脈血ガスから得られる飽和値と相関させることが賢明であると考えられている。注意すべき点は、SpO2と動脈血酸素飽和度の相関関係は、特定の患者において時間の経過で一定でない可能性があることである。したがって、特に急性の状況では、あるいはある一定の間隔で、相関関係のチェックを繰り返す必要がある。このような矛盾が生じる可能性は、黒人患者では潜在性低酸素血症(SpO2が92〜96%であるにもかかわらず、動脈血酸素飽和度が88%未満)の割合が12%であるのに対し、白人患者では4%であったという研究で示されている。

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この記事の筆者:仲田洋美(医師)

医師・仲田洋美の保有資格

医籍登録番号 第371210号
麻酔科標榜医 厚生労働省医政発第1017001号 麻 第26287号
日本内科学会 認定内科医 第19362号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本プライマリ・ケア連合学会 指導医 第2014-1243号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号
日本感染症学会認定 インフェクションコントロールドクター ID3121号
日本化学療法学会 抗菌化学療法認定医 第J-535号

見ての通り、感染症専門医ではありませんが、感染症に関する二つの資格は一応持っているのと、「遺伝子検査」の専門医でもあります。
あと、この凝り性な性格でお勉強したので、通常の内科専門医よりは断然詳しいと思います。

間違っているところがあったらお知らせください。

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