欧州研究機構のアドバンスグラントで行われるNIPTの臨床試験に日本から共同参加する栄誉を頂きました。 ミネルバクリニックでは、世界中の国際認証を受けた遺伝子検査機関を厳選して業界オンリーワンの検査体制を整えています。

ミネルバクリニックは高い専門性を誇り技術で皆さんにお答えする診療を行なっているため無料相談は受け付けておりません。問診票は医師が皆さんの状態を知るためや必要な情報を伝えるために作成しており診察の一部ですので配布の時点で診療料金が発生します。



高齢出産はいつから?2人目のリスクやダウン症候群の確率

赤ちゃん
年齢が上がるにつれて初産での流産のリスクは高くなります。そのため現在妊娠を考えている人にとっては、なるべく早く授かりたいと思うかもしれません。高齢出産ではどのようなリスクがあるのでしょうか?今回は経産婦との違いや流産のリスクを解説!さらに日本の高齢出産の年齢や帝王切開の有無なども併せて解説します。

高齢出産(初産)のリスク

高齢出産に明確な定義はありませんが、日本産科婦人科学会では、35歳以上で出産する人を高齢出産としています。
高齢出産では以下のようなリスクが挙げられます。

  • 妊娠率が低い
  • 流産率が高い
  • ダウン症などの確率が上がる
  • 難産になりやすい
  • 産後の回復が遅い

特に35歳以上の流産率は高くなることで知られており、染色体異常を持つ胎児の割合も高くなっています。それぞれを解説します。

妊娠率が低い

女性の年齢が上がるにつれて、妊娠率は低くなります。女性の不妊症を考えるために日本生殖医学会が示したデータがあります。17~20世紀の女性の年齢と出産数の変化を調べたものです。

このデータでは、30歳から徐々に妊娠率が減少し、35歳を過ぎるとその傾向はより顕著になります。40歳を過ぎるとさらに低下し、45歳以降では10%を切ります。これは年齢が上がるにつれて卵子の数が減少することや子宮や卵巣機能が低下することなどが原因です。

流産率が高い

すべての妊娠のうち、およそ15%は年齢に関係なく流産する可能性があります。これは赤ちゃんの染色体異常によるものですが、年齢別にみると35歳以上の高齢出産の人は20代や30代前半と比べると流産率は高くなります。

これは年齢が上がるにつれて、常染色体トリソミーの頻度が高くなることや、加齢に伴う子宮機能低下などが原因です。22歳前後の流産率は8.7%であるのに対し、30~34歳では12.4%、35~39歳は20.9%、40~44歳は43.6%、48歳以上では84.1%です。特に40歳を超えると流産率はより高くなっていることがわかります。

ダウン症候群などの確率が上がる

21番目の染色体が1本多く生まれてくる疾患ダウン症候群と言います。このダウン症候群は妊婦の年齢が高くなるにつれて、胎児がダウン症候群を持って生まれてくる確率も高くなります。25歳では1250人に1人の割合であるのに対し、35歳では385人に1人、40歳では106人に1人の割合です。

また、妊婦の年齢が上がるにつれて確率が高くなるのはダウン症候群だけではありません。18番目の染色体が1本多いエドワード症候群や、13番染色体が1本多いパトウ症候群も妊婦の年齢が上がるにつれて、染色体異常の頻度が高くなることがわかります。

難産になりやすい

高齢出産になるほど難産になりやすいこともわかっています。初産の場合は、産道や子宮口が硬くなっていることが原因です。

さらに、早産や死産も増加するほか、妊娠高血圧症や、前置胎盤、蓋板早期剥離などの合併症の発生頻度が高まるため、難産になりやすいことがわかっています。

産後の回復が遅い

高齢出産では産後の回復も遅い傾向にあります。出産6~8週目までの産褥期と呼ばれる時期には、特に産後トラブルが起こりやすいです。

年齢が上がると、若いころよりも体力が落ちているため母乳の出が悪くなったり、子宮復古不全になったりしやすいと言われています。産後の回復の遅さは、産後うつにもつながるため無理をせず産後ケアなどのサポートを受けましょう。

経産婦との違い

初産の場合は、一度出産を経験した人に比べて様々なリスクを伴いやすくなっています。大きく異なる点としては出産にかかる時間です。

一般的には、出産経験のある女性の方が初産の女性と比べてスムーズに出産できるとされています。初産の場合には、分娩時間が長くなる傾向にあり、経産婦の倍の時間がかかると考えられているのです。また出産前の陣痛も同様に倍程度長くなる傾向にあります。

日本の高齢出産の年齢

日本の高齢出産の最高齢は60歳と言われています。自然妊娠では50歳代での妊娠が年に数件ずつ報告されていますが、40代後半から閉経に向けて体が準備を整えることを考えると、奇跡に近いとも言えます。50代の出産となるとやはり出産のリスクは高くなるでしょう。

現在では晩婚化に伴い、40歳以上の初産も増えています。その割合としては5%程度です。医療技術の発達や法整備により2015年以降は増加傾向にあります。

高齢出産は帝王切開を希望できる?

帝王切開
高齢出産は難産になりやすいことから、帝王切開を希望することができます。その理由としては、年齢が高くなることで起こる婦人系の病気があることや、妊娠糖尿病・妊娠高血圧の発症、産道の硬さなどがあります。

ただし帝王切開でも合併症のリスクがあるため、事前に医師や助産師に相談して納得のいく分娩方法を選びましょう。

まとめ

高齢出産は初産の人と経産婦では、初産の人の方が出産時・出産後のリスクが高くなります。また染色体異常を持つ胎児の割合も高くなることもわかっています。35歳以上の妊娠は喜びも大きい分、不安も多くなりますが、NIPTなどの検査で胎児の健康を確かめることも可能です。医師や助産師に相談しながら、分娩方法などを決めていきましょう。

高齢妊娠・出産のリスクなどに関連したコラム

ミネルバクリニックNIPTトップページ
ミネルバクリニックNIPTメニュー
スーパーNIPT|スーパーNIPT(13トリソミー・18トリソミー・21トリソミー)・スーパーNIPTプラス(+微小欠失4疾患)・スーパーNIPTgeneプラス(100遺伝子の重篤な遺伝病を検出)
マルチNIPTカリオセブン|全部の染色体を7Mbでスキャン+微小欠失9疾患。胎児のDNA2.5%から可能なので9週から検査できます。
マルチNIPTデノボ|父親の加齢と相関する25遺伝子44疾患
ペアレントコンプリート:通常のNIPT(母親の側に原因がある疾患をチェック)+デノボ(父親側に原因がある疾患をチェック)
コンプリートNIPT:ペアレントコンプリート+カリオセブンの全部が入っています
イルミナVeriseq2(全染色体を7Mbで欠失・重複のスキャンが可能。但し、胎児のDNAが8%ないと正確性を担保できないため、妊娠11週からとなります)
オンラインNIPT:全国どこにお住まいでもミネルバクリニックのNIPTが受けられます

コラム一覧

NIPTトップページへ遷移