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妊娠後期(28週〜40週)の症状、気をつけるべきポイント

妊婦さんのおなか

妊娠後期(28週〜40週)になると、赤ちゃんの体重は3,000グラム前後になり、いよいよ出産へ向けての準備が本格化します。また、赤ちゃんが大きくなることから、お母さんの肺が圧迫されて息苦しさを感じたりと、つわりとは違った体の変化を実感する時期でもあります。
そんな妊娠後期の「お母さんの体の変化」と「赤ちゃんの発育の変化」を、1週ごとに区切って紹介します。

妊娠後期はいつから?

妊娠後期の定義は何度か変わっていますが、2018年からは厚生労働省によって以下の3区分と定められました。

妊娠初期:〜13週6日
妊娠中期:14週0日〜27週6日
妊娠後期:28週0日〜

妊娠後期は28週からとなります。

【週数別】妊婦さんと赤ちゃんに起こる変化

いよいよ出産が間近というこの時期には、準備しなければならないことがたくさんあります。同時に、お母さんのお腹はさらに大きくなり、胎動が強くなったり、疲れやすくなったりするため、無理は禁物です。妊娠28週目から気を付けるべきことを週ごとに詳しく説明します。

妊娠28週目

赤ちゃんの脳の中枢神経が発達し、体温の調節もできるようになっています。この週から胎動カウントをスタートするように主治医から指示されるかもしれません。
下腹部に当てた手から赤ちゃんの強い胎動を感じることができれば1回としてカウントし、10回カウントするのにどのくらい時間がかかるかをチェックします。もし、2時間以内に10回の胎動を感じることができなければ、すぐに主治医に相談してみましょう。
この頃にほとんどのお母さんが背中の痛みを経験します。出産後には消える痛みなので、過度に心配する必要はありませんが、椅子に座るときはクッションをあてがったり、歩くときはローシューズを履いたりしてできるだけ痛みを軽減する工夫をしましょう。

妊娠29週目

この頃から赤ちゃんの体重はどんどん重くなっていきます。つまり、それだけお母さんの食事が大切ということです。妊娠後期のカロリーは、妊娠前よりも1日あたり450キロカロリー増やす必要があるといわれています。
また、食事で欠かせない栄養分が鉄分とカルシウムです。血液中の赤血球によって赤ちゃんのもとに酸素が運ばれているため、鉄分によってその働きを活性化してあげることも大切です。
さらに、カルシウムはお母さんと赤ちゃん双方の骨や歯を作ります。食事で補うのが一番ですが、サプリメントをうまく活用するとよいでしょう。

妊娠30週目

大きくなった赤ちゃんが肺を圧迫するため、息苦しさ、息切れを感じることがあります。出産予定日の1〜2か月前になれば、赤ちゃんが骨盤の位置まで下りてくることで呼吸が楽になるため、もう少しの辛抱です。座るときには意識的に背筋をまっすぐにすると呼吸が楽になります。

妊娠31週目

赤ちゃんは毎週成長して大きくなり、身体のほとんどの骨も硬くなっていますが、不思議なことに頭蓋骨の骨だけは産道を通りやすいように柔らかいままです。
この頃、手にしびれや痛みを感じることがあります。手根管症候群と呼ばれ、手のむくみが原因で神経が圧迫されることにより見られる症状です。もちろん、むくみが取れれば圧迫もなくなり、痛みも自然と消えますが、あまりにも痛みがひどいようであれば主治医に相談しましょう。

妊娠32週目

妊娠32週目で羊水の量はピークを迎え、その量は1リットルにもなります。この羊水はアミノ酸や脂質など赤ちゃんの成長を助ける、多くの栄養分が含まれています。また、外の衝撃から赤ちゃんを保護しているのも羊水です。
この時期、妊娠中のホルモンバランスの変化により、お母さんの歯茎が敏感になったり、歯がグラグラしたりすることがあります。出産後は自然と治るものがほとんどですが、毎日のオーラルケアはきちんとしておきましょう。

妊娠33週目

この頃までに赤ちゃんの肺の機能はほぼ完成しているため、これ以降に出産した赤ちゃんのほとんどが自分で呼吸できる状態になっています。そのため、いつ陣痛が来てもよいように入院の準備をしておきましょう。
入院手続きに必要な書類、赤ちゃんとお母さんにとって必要な服などの持ち物を揃えておくと安心です。ただ、できればまだお腹の中で成長しておいてほしい時期でもあります。早産のリスクをできるだけ避けるために、ストレスを軽減し、無理のないように過ごすことが大切です。

妊娠34週目

赤ちゃんの体重は2,000グラムを超え、体の様々な機能が完成している頃です。しかし、まだこの週の出産は早産にあたり、合併症のリスクもあるため、できるだけ避けたいところです。
ただし、お母さんの身体は成長が進む赤ちゃんの重みによってかなりの負担を強いられ、人によっては歩行も困難になるほど腰痛がひどくなることがあります。マッサージやストレッチ、入浴などで痛みを少しでも和らげましょう。
また、34週は陣痛が起きる前の前期破水が起きることもありますが、これを膀胱への圧迫による尿漏れと勘違いしないようにしましょう。水分が流れ続けるときは前期破水の可能性がありますので、主治医に相談しましょう。

妊娠35週目

妊娠期間中で赤ちゃんの体重がもっとも増える時期です。通常、胎児の体重は超音波検査で測定しますが、体重には個人差があるため、大きすぎることや小さすぎることに一喜一憂しないようにしましょう。
小さすぎる場合、「胎児発育不全」と診断されることがありますが、その場合でも70%は特に原因がありません。逆に大きすぎるときは帝王切開を視野に入れることは憶えておきましょう。

妊娠36週目

37週目からは正期産に入るため、いよいよ赤ちゃんが生まれてくる準備が整ったことになります。この週からは妊婦健診が毎週行われるようになります。体調の変化で気になることがあれば、すぐに相談して出産まで万全の準備をしておきましょう。

妊娠37週目

予定日が近くなると、赤ちゃんは両手で膝を抱え込み、丸まった姿勢をしています。この姿勢であれば、生まれてくるときに頭を先に産道を通すことができるため、もっとも効率が良いのです。つまり、赤ちゃんはいつこの世に生まれてきてもよい準備が整ったということです。
お母さんも、この時期にもう一度出産の流れを頭に入れておきましょう。一般的に、陣痛が1時間に6回以上起こるようになったら分娩開始のタイミングとされていますので、医療機関に向かってください。

妊娠38週目

この頃には、赤ちゃんの身長はすでに平均で48センチ、体重は3,000グラム前後になっています。そして、このあたりをピークに赤ちゃんの成長のスピードは急速に落ちていきます。赤ちゃんも分娩に向けて準備をしており、赤ちゃんの身体が下がることにより、胃への圧迫感が少なくなり、食欲が出てきます。
いつ出産を迎えるか分からない時期ですので、転倒したり、怪我をしたりすることがないよう、無理をしないようにしましょう。同時に、出産が終われば、赤ちゃんのお世話が始まるのですから、体力を蓄えておくことも大切です。

妊娠39週目

出産が近づくことでホルモン分泌が変化し、睡眠不足になったり、便通が変化したり、前駆陣痛が起きたりします。前駆陣痛は本陣痛とは異なり不規則ですが、この時期はいつ本陣痛へ移行するか分からないため、入院の準備を整えておきましょう。

妊娠40週目

いつ赤ちゃんが生まれてきてもおかしくない時期です。ゆっくりと本を読んだり、映画を見たり、出産後はできなくなることを、この時期にやっておくのもよいかもしれません。自然分娩を選ぶ場合には、陣痛を和らげるために呼吸法を身に付けておくのもよいでしょう。身体の力を抜いて、リラックスして呼吸できるように練習しておきましょう。

妊娠後期に注意すべき3つのこと

妊娠後期になると赤ちゃんの成長も著しく、お母さんの行動がよりダイレクトに伝わる時期でもあります。また、お母さん自身のケアも欠かせません。そこでこの記事では、妊娠後期に注意すべき以下の3つのことについて解説します。

1.カフェインやアルコールを禁止
2.お腹が張る時は小まめに休憩
3.妊娠線のケア

注意すべきことに加えて、今すぐにできる対策もお伝えするので、ぜひご活用ください。

注意①:カフェインやアルコールを禁止

血流に乗り臍帯を通じて胎児へ直接健康被害を及ぼすアルコールやカフェインの摂取は控えましょう。胎児は肝臓の機能が弱く、アルコールの代謝能力がありません。つまりお母さんがアルコール摂取するのは、お酒が全く飲めない胎児に強制で飲酒させているのと同様の行為なのです。
また、妊婦がアルコール摂取をすると発育不全の原因になる胎児アルコール症候群を誘発する危険性が高まるため、必ず禁酒しましょう。コーヒーや紅茶に多く含まれるカフェインの摂取は、胎児心拍数の増加や胎盤の血管収縮により胎児発育不全リスクを高めると報告されています。他にも流産や早産、奇形児(何かしらの障害を持って売れてくる子ども)などのリスクもあります。
ただしコーヒーを1日3〜4杯程度のカフェイン摂取量で胎児への健康被害が出たという報告はないので、取りすぎに注意するよう心がけましょう。

※参考資料:厚生労働省/食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~

注意②:お腹が張る時は小まめに休憩

お腹が大きくなったり、神経や筋肉が緊張するため腹が張りやすくなったりすることも妊娠後期の特徴です。人によっては動きすぎた後や胎児の体動が激しいタイミングでお腹が張ることもあります。
お腹が張っているのに無理に動くと切迫早産のリスクが高まり、最悪の場合、緊急入院や帝王切開になることも考えられます。そのため、お腹が張る時は無理に動かず、楽な大勢で落ち着くまで休みましょう。また、痛みを伴う腹の張りが頻回にあるなら一度産婦人科で相談することをおすすめします。

注意③:妊娠線のケア

皮膚は表皮・真皮・皮下組織の3層からできている。そして、皮膚もお腹が大きくなるにつれて伸び縮みします。しかし、表面側の表皮は伸縮性に優れている一方で真皮は表皮ほど伸縮性がありません。そのため、お腹の張りについていけず避けることで妊娠線ができるのです。
妊娠線は子宮全面の前腹部以外にも、バストや背中などあまり馴染みのない部位にもできます。また、胎児が降りてくると骨盤が開き、お尻や太ももにもできると言われています。お腹が大きく自分では見えない部分にもできるため、予防的なケアを日頃からしておくことが大切です。妊娠線の予防方法は、以下の通りです。

・妊娠線予防クリームで乾燥肌を予防
・急激に体重を増加させない

これらの方法を活用して妊娠線を予防しましょう。

妊娠後期に出やすい6つの症状と対処法

妊娠後期

妊娠後期に出やすい代表的な症状は、以下の6つです。

1.むくみ
2.腰痛
3.食欲・消化不良
4.めまい・息切れ
5.眠れない
6.トイレが近い

症状が出る体のメカニズムから対処法まで詳しく解説するので、ご覧ください。

1. むくみ

妊娠後期に全身がむくむ理由は、以下の通りです。

・水分保持のホルモンの分泌促進
・胎児による心臓の圧迫
・塩分の多い食事の摂取

妊娠中はできるだけ多くの酸素と栄養素を赤ちゃんに届けたいため、体の水分量、つまり血液を増やそうとします。そのためアルドステロンやコルチゾールというホルモン分泌の促進がされ、むくみが強くなると考えられます。
また、胎児の大きさに比例して子宮も大きくなり、心臓や下大静脈を圧迫するため全身の血流障害が生じ、むくみが増強します。これら全身性のむくみは妊娠高血圧症候群を誘発する原因でもあるため、むくみが強くなったり、血圧が高かったりしたらすぐに産婦人科に相談しましょう。また、以下の方法で妊娠後期のむくみを予防できます。

  • ・減塩食
  • ・サラダや果物の摂取(カリウムにより利尿を促す)
  • ・弾性ストッキング
  • ・下肢挙上で寝る

むくみが強くなったからといって自己判断で水分制限はせず、妊婦健診で相談をしましょう。

2. 腰痛

大きくなったお腹で重心を取ろうと思うと背筋が反り返った大勢になります。そのため妊婦のほとんどの方が、妊娠後期で腰痛に悩むことになります。
また胎児・羊水の増加や胎盤や乳房の発達で体重増加で全身が重くなることも腰痛の原因です。経産婦で上の子の育児もしているお母さんは、抱っこやおんぶをしなければいけないこともあります。慢性的な腰痛に悩まされると辛い妊娠後期を過ごすことになります。そこで、パートナーや保育園など頼れる相手を作っておきましょう。

3. 食欲・消化不良

胎児が大きくなるにつれて胃の広がるスペースがなくなるため、少量ずつしかご飯が食べられなくなります。胎児の成長を促すため体重を増やしたい気持ちとは裏腹に、食べられないのはとても辛いことです。タンパク質や脂質など胃に溜まりやすく嘔吐を誘発しやすいものは、少量に抑えて、胃に溜まりにくくさっぱりとしたサラダや果物など食べやすいものがおすすめです。
ただし食べやすい食品は人それぞれであるため、あなたが食べやすいと感じたものを無理のない量で摂取すると良いでしょう。またアルコールやコーヒーなど胎児へ健康被害を及ぼす可能性のあるもの、チョコレートなどカロリーが高い割に腹持ちが悪い食べ物はおすすめしません。

4. めまい・息切れ

赤ちゃんへ酸素や栄養素を大量に送る妊娠後期は、鉄欠乏性貧血によるめまいや息切れになりやすい特徴もあります。これらが悪化すると低酸素血症のため頭痛や立ちくらみ、動機など様々な症状を誘発します。酸素や栄養素を運ぶ血液の一種ヘモグロビンの原料になる鉄分が不足するからです。
鉄分を補い貧血を予防するためには、葉酸サプリメントやレバー、ほうれん草など鉄分が豊富な食品を食べると良いでしょう。葉酸サプリメントは薬局やコンビニでも簡単に手に入れられ、神経管閉鎖不全という先天性異常疾患の予防になるメリットもあります。出産時に大量の出血をすることを考えると、妊娠中から貧血予防は欠かせません。

5. 眠れない

お腹が大きくなる妊娠後期は、仰向けや楽な姿勢が難しく、寝苦しさから十分な睡眠が取れなくなる可能性があります。寝返りをうちにくくなるため、体の歪みを矯正できず、節々が痛いと感じる場合もあります。また、大きくなったお腹で下大静脈が圧迫されて循環不全が起こると、全身へ酸素供給が滞ります。加えて肺が広がるスペースが圧迫されると、夜間無意識のうちに低酸素状態となるため、睡眠の質が下がるでしょう。寝不足気味な方は、日中など眠れる時間に仮眠をとっておくことも大切です。

6. トイレが近い

大きくなった赤ちゃんに膀胱が圧迫されて、トイレの回数が増えたり、尿漏れしたりするのも妊娠後期の特徴の1つです。膀胱内容量(膀胱の中に尿を溜められる量)が少なるため、少量しか尿を溜めておけなくなります。そのため以前にも増して排尿回数が増えたり、1回の排尿量が少なくなったりする傾向にあります。
ただし排尿回数が多いからといって自己判断で水分制限を行うと脱水になる危険性があり、母子ともに重大な健康被害を誘発しかねないので注意しましょう。

妊娠後期に関するよくある3つの質問

この章では、妊娠後期のお母さんが考えやすい以下の3つの質問についてお答えします。

質問①:妊娠後期にしておくべきことは?

出産後に焦らないためにも、妊娠後期までに以下の2つをしておきましょう。

・入院生活品やベビー用品の準備
・出産後の申請に必要な書類の確認

妊娠後期になるとお腹が張ったり、むくみが強くなるため、思うように動けなくなります。出産までに準備しておく入院生活品やベビー用品は多く、妊娠後期に1人で準備するのは大変です。また、いつ生まれるか予測がつかないため、緊急入院になった場合でも焦らないように早めに準備しておくことに越したことはありません。
出産後は提出書類や手続きが多いため、余裕を持った行動が必要になります。事前に必要書類を揃えておくと、出産後に焦ったり困ったりすることはありません。

質問②:出産が近くなったサインはありますか?

出産が近くなると以下のサインが現れることがあります。

・おしるし
・前駆陣痛

おしるしは別名「産徴」とも言われ、数日から1週間程度で出産を迎えるサインのことです。出産まで時間的な余裕があるため、焦って産婦人科を受診する必要はありません。出産が近づくと子宮口は開閉して卵膜が剥がれると少量出血が見られます。出血量や色調は人それぞれですが、粘液性の分泌物であればおしるしと考えて良いでしょう。
前駆陣痛とは、出産に向けて子宮の筋肉が収縮を始めることです。規則的もしくは不規則的なお腹の痛み感じます。徐々に痛みの間隔が短くなり、強くなっていきます。産婦人科を受診するタイミングは、初産婦だと5〜10分、経産婦だと10〜15分間隔です。

質問③:ほとんどのお母さんは予定日あたりに出産しますか?

出産予定日はあくまで目安であり、絶対的なものではありません。中には切迫早産など予期せぬタイミングで生まれたり、妊娠42週と予定を大幅にオーバーして生まれたりする場合もあります。また、生理不順の方は妊娠成立日の予測が難しく、予定日よりも大幅に前後することも考えられます。
大切なのは胎児が健康な状態で生まれてくることです。そして予定日から逆算して、早めに準備や出産後の生活についてイメージしておくことです。

まとめ: 妊娠後期は無理は禁物、準備は早めから

妊娠後期2

以上、妊娠後期の週数別に見た特徴や症状、注意点、よくある質問についてお伝えしました。妊娠後期とは妊娠28週〜40週までの期間のことであり、母子ともに身体的な変化が著しいことが特徴です。そして出産が近くなるにつれて不安が強くなるのも当然です。
お腹が大きくなることで動作に制限が出たり、全身が浮腫んだりするなどの身体所見が出たりすることもあります。カフェインやアルコールを禁止、妊娠線のケアなど注意すべきことも出てきます。しんどい時は無理せず、あなたやお腹の赤ちゃんを守るためにも体を休めてあげましょう。
また妊娠後期になるといつ出産が訪れてもおかしくありません。出産後に「アレがない…」「コレをしておけば良かった」と困ったり、焦ったりしないためにも、行動制限がなく症状が落ち着いた早い時期から出産後の準備をしておきましょう。

この記事の著者:仲田洋美(医師)

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ミネルバクリニックでは、臨床遺伝専門医の院長のもと、東京都港区青山で、NIPT検査を提供しています。少子化の時代、より健康なお子さんを持ちたいという思いが高まるのは当然のことと考えています。そのため、当院では世界の先進的特許技術に支えられた高精度な検査を提供してくれる検査会社を遺伝専門医の目で選りすぐりご提供しています。

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プロフィール

この記事の筆者:仲田洋美(医師)

ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

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