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【妊娠?】性行為1週間後に体調が悪い!初期症状や確定診断までの4ステップを解説

性行為1週間が経過して体調が悪い方が最初に疑うのは妊娠ではないでしょうか?

妊娠をしている場合、妊娠初期症状という妊婦特有の症状が現れ始めます。

そこでこの記事では、妊娠の可能性がある女性向けに、以下の内容をお伝えします。

  • ・妊娠初期と妊娠超初期の違い
  • ・妊娠初期症状の出現時期と具体的な15の症状、生理との見分け方
  • ・確定診断までの4ステップと妊娠初期に注意すべき習慣

特に初産婦の方は、妊娠やその後の生活について不安が大きいと思います。そんな方でも妊娠の有無を見分けられ、妊娠後の注意点を知り正しい行動ができるように分かりやすく解説しています。

ぜひ最後までご覧ください。

性行為1週間後に体調が悪い!妊娠初期と妊娠超初期の違い

妊娠超初期とは妊娠0〜4週目であるのに対して、妊娠初期は妊娠4〜15週目までを表します。

妊娠超初期は受精卵が子宮内膜着床して、これから妊娠継続をしていくために体が準備をしたり、大きく変化したりする時期です。

hCGホルモン(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の分泌量が少なく妊娠検査薬で正しい判定ができないため、体調の変化で妊娠の可能性を予測することは難しいでしょう。

妊娠初期になるとhCGホルモンの分泌量が増えるため、妊娠検査薬である程度信ぴょう性の高い妊娠判定ができます。また、妊娠5〜6週目以降は胎児心拍が始まるため、産婦人科の妊娠検査(経膣超音波検査)にて確定診断をしてもらえます。

妊娠初期は流産のリスクが高い時期でもあるため、お母さんの体調を考慮した生活が送れるようにしなければいけません。

妊娠初期症状の出現時期と具体的な15の症状

いつもと少し違った体調の変化など、妊娠初期症状で妊娠しているかもしれないと気づく方も多くいます。

しかし、妊娠初期症状は人によって出方や程度・期間が異なるため、確信を持ちにくい特徴があります。

そこでこの章では、以下の内容をお伝えします。

  • ・妊娠初期症状の出現時期
  • ・具体的な15の症状

現在のあなたの状態と本章で解説した内容を照らし合わせながら、妊娠初期症状かどうかを考える参考にしていただけると幸いです。

 

妊娠初期症状の出現時期

個人差はありますが、受精卵が子宮内膜に着床する妊娠3週目以降に妊娠初期症状は現れるといわれています。

妊娠週数は最終月経日を妊娠0週0日として、7日を1週、4週を1ヶ月でカウントします。つまり妊娠2週目に排卵が行われ受精、5日〜1週間ほどかけて受精卵が子宮内膜に着床ということです。

妊娠4週目以降に徐々に症状が強くなるため妊娠に気づく方も多く、妊娠検査薬や産婦人科にて妊娠判定が行われます。

 

具体的な15の症状

具体的な15の妊娠初期症状は、以下の通りです。

  • 基礎体温が高い(微熱が続く)
  • ・おりものの色が変わった
  • ・おりものの量が増えた
  • ・少量出血があった(着床出血
  • ・めまいや立ちくらみがある(貧血症状)
  • ・食欲にムラが出た
  • ・胃がムカムカしたり、いつもよりゲップが出たりする
  • ・チクチクと下腹部痛があった(着床痛)
  • ・胸が張る
  • ・日中眠たい
  • ・体が重だるい
  • ・トイレが近い
  • ・むくみが出やすい
  • ・情緒不安定になった
  • ・生理が予定日の1週間オーバー
  • つわりや下腹部の痛みなどメジャーな症状がある一方で、着床痛や着床出血など聞き慣れない症状もあるのではないでしょうか。

    そこで、妊娠初期症状について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

    【受精から着床まで】おりものから分かる体の変化を解説

    妊娠初期症状と生理の確実な見分け方

    ヘルプマークをつけた女性

    妊娠初期症状と生理には似た症状が多く、見分けが付きにくいと感じる方もいます。

    実際、両方とも出血を伴ったり、ホルモンバランスの乱れから情緒不安定になったりもします。

    妊婦なら妊娠初期から注意すべき点もあるため、早めに妊娠していると気がつくに越したことはありません。

    そこでこの章では、以下の内容を解説します。

    • ・生理の有無
    • ・着床サイン
    • ・おりものの変化
    • ・基礎体温の観察

    これらの見分け方を活用して、現在あなたに出ている症状が妊娠初期症状と生理どちらによるものかを考えてみましょう。

     

    生理の有無

    最も正確な見分け方は、生理の有無を確認することです。

    生理とは受精できなかった卵子と妊娠の準備で肥厚した子宮内膜が剥がれ落ちて、膣から排出されることだからです。つまり妊娠失敗のサインと言えます。

    ただし、妊娠初期症状に着床痛や着床出血など生理の症状に似たものもあり、見分けがつきにくい場合もあります。そこで出血量を確認すると良いでしょう。受精卵が子宮内膜に着床して潜り込む際に出る着床出血は、生理に比べて少量という特徴があります。

    妊娠初期症状と生理のどちらかの判断に迷ったら、妊娠検査薬の使用もしくは産婦人科を受診して妊娠判定を行うのも一つの手です。

     

    着床サイン

    着床サインも妊娠かどうかを見分ける方法として活用できます。

    着床サインとは受精卵が子宮内膜に潜り込み、妊娠が成立した際に生じる症状のことです。代表的なものだと着床出血や着床痛があります。

    着床出血とは、受精卵が子宮内膜に潜り込む際に表面の粘膜を傷つけてしまうために起こる出血です。卵子と子宮内膜が剥がれ落ちて出血する生理とは違い、着床出血の多くは少量の出血に留まります。

    そして子宮内膜が傷ついたことで生じる痛みが着床痛です。着床痛の程度は人によって感じ方が異なりますが、中には着床サインに気がつかなかったという方もいます。一般的にはチクチクとして痛みと表現され、生理時の重たい痛みと比較されることもあります。

    着床サインについて詳しく知りたい方は、以下の記事が参考になります。

    着床には完了・失敗のサインはあるの?着床時の症状や注意点を解説

     

    おりものの変化

    妊娠初期にはおりものも変化します。

    具体的な変化は、以下の通りです。

  • ・量が増える
  • ・粘り気の少ないサラサラとして液体
  • ・クリーム色もしくはピンク色になる
  • ・酸っぱい臭いが強くなることながる
  • おりものの量はエストロゲン(卵胞ホルモン)という女性ホルモンの増減に比例して決まります。エストロゲンは排卵前から分泌量が増えて、妊娠が成立すると徐々に減ります。

    つまり、妊娠が成立するとおりものの量は少なくなる可能性が高いのです。ただし、あくまで生理学的に見たらの話なので、体質などそれぞれの人で異なるでしょう。

    また、おりものに着床出血が混じっていたらピンク色に変色することもあります。着床出血とは、受精卵が子宮内膜に潜り込む際に出る少量の血です。着床痛などの症状とともに合わせて観察しておくと良いでしょう。

     

    基礎体温の観察

    基礎体温の観察で妊娠しているかを予測することもできます。

    基礎体温とは生命維持に必要な最小限のエネルギーを保っている状態での体温のことです。そして、日常生活をする上で最も基礎体温に近いのは寝ている時間です。そのため基礎体温を測定するなら、朝覚醒直後でまったく動いていない状態が最適と考えられます。

    妊娠が成立するとプロゲステロン黄体ホルモン)が大量に分泌され、妊娠継続をするための体の変化を始めます。受精卵が着床しやすいように子宮内膜を肥厚させ、基礎体温を上げて成長しやすい環境を整えるのです。

    妊娠していると妊娠初期症状として微熱、風邪に似た症状がしばらくの間続きます。これらもプロゲステロンが関係しているのです。

    基礎体温の詳しい測り方やその際の注意点については、以下の記事が参考になります。

    妊娠した?高温期に体温ゆっくり上昇する原因や妊娠初期に観察すべきこと

    妊娠判定のタイミング!確定診断までの4ステップ

    妊娠判定と一口に言っても様々な方法があります。ただし確定診断は産婦人科をはじめ、専門機関のみができることも合わせて覚えておきましょう。

    そして以下の4ステップに沿って妊娠判定を行うのが、一般的かつスムーズに確定診断までたどり着けるでしょう。

  • タイミング①:基礎体温で高温期が続く
  • タイミング②:妊娠初期症状が出現する
  • タイミング③:妊娠検査薬で妊娠検査を行う
  • タイミング④:【確定診断】産婦人科を受診し妊娠判定を受ける
  • これらの4ステップについては、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

    排卵1週間後の妊娠初期症状とは?妊娠がわかるタイミングや注意すべきことを解説

    【禁止】妊娠初期に注意すべき6つの習慣

    病院に通うカップル

    妊娠とは、自分のお腹の中でもう一つの命を育てるということです。つまり、お母さんの口にするもの、投与するお薬、生活習慣などあらゆる行動が赤ちゃんに直接影響します。

    そして行動によっては赤ちゃんへの重大な健康被害に繋がり、命の危険に晒してしまうリスクもあるのです。

    そこでこの章では、妊娠初期に注意すべき6つの習慣についてお伝えします。

    • ・禁酒・禁煙
    • ・葉酸の摂取
    • ・カフェインの制限
    • ・レントゲン検査の制限
    • ・かかりつけ医に内服の相談
    • ・感染症対策

    赤ちゃんを守る妊婦として自覚ある行動ができるように、参考にしていただけると幸いです。

     

    1. 禁酒・禁煙

    飲酒や喫煙は胎児にとって百害あって一理なしです。可能であれば妊娠前からやめておくことをおすすめします。

    アルコールの代謝産物であるアセトアルデヒドは、血液に乗って臍帯を通じてアルコール代謝能力のない胎児に届きます。簡単に言うと、アルコールを飲めないのに強制的に飲酒させられている状態です。

    アルコールを暴露した胎児は、脳の発育形成異常や知的・発達障害などの胎児アルコール症候群のリスクが高まります。

    次にタバコに含まれるニコチン・一酸化炭素・シアン化合物には血管収縮作用があり、胎児へ届けられる酸素や栄養素を減少させる原因そのものです。そのため、子宮内胎児発育遅延を誘発したり、流産・早産、前置胎盤、胎盤早期剥離をしたりするなど、母子ともに危険に晒されるリスクを高める結果となります。

    また飲酒と喫煙の両方が習慣的に行われると、胎児アルコール症候群の発症率を高めるというデータもあります。そのため、妊娠前もしくは妊娠直後から禁酒・禁煙を行うようにしましょう。

    ※参考資料:日本産婦人科医会/飲酒、喫煙と先天異常

     

    2. 葉酸の摂取

    貧血予防や神経管閉鎖障害などの先天性異常疾患の予防のために葉酸の摂取を習慣化しましょう。

    胎児を含めて全身に酸素や栄養素を届ける血液の原料は赤血球です。そして赤血球はビタミンの一種である葉酸で産生が促されます。つまり、葉酸を摂取することで貧血予防ができるのです。

    妊娠していない場合でも生理で定期的に出血しているため、女性にとって貧血予防は重要でしょう。

    また葉酸はDNA合成にも関わっており、二分脊椎などの神経管閉鎖障害の予防もできます。神経管閉鎖障害とは胎児が成長する過程でDNA合成が不十分となり、脳や脊髄神経の発達が阻害されることで発症する先天性異常疾患のことです。

    これらのことより、葉酸の摂取は母胎を健康被害や先天性疾患から守ることができると言えます。最近では薬局以外にもお近くのコンビニでもサプリメントとして販売されているので、気軽に始められるのではないでしょうか。

    ※参考資料:日本脊髄外科学会/二分脊椎

     

    3. カフェインの制限

    流産や早産、胎児発育不全の原因になるカフェインは、妊娠中は控えましょう。

    一般的にカフェインを摂取すると目が覚めて仕事に集中できるなどの良いイメージがあります。しかし妊娠中の摂取は胎児への健康被害に繋がりかねないことも知っておかなければいけません。

    カフェインは中枢・末梢神経を刺激する働きがあり、血圧上昇や不眠を誘発します。妊娠中の不規則な生活は、胎児への健康被害や胎児発育不全の誘発をする可能性があるのです。

    WHO(世界保健機構)によると、1日に300mg以下(コーヒー3〜4杯/日)にカフェイン摂取を抑えると、流産・早産、低出生体重時のリスクが軽減できると言及しています。そのため妊娠中にカフェインの摂取がしたい方は、まずは減量から始めましょう。

    ※参考資料:
    厚生労働省/食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~
    食品安全委員会/食品中のカフェイン P2

     

    4. レントゲン検査の制限

    人間ドックなどで日常的に受ける放射線被ばくは、胎児の発育に影響が出にくいと考えられています。しかし、レントゲンが胎児へ絶対に安全であるという根拠はありません。

    そのため、被ばくする以上、何かしらのリスクがあることも理解しておきましょう。

    具体的に胎児の健康被害が生じる放射線量は100mGy(ミリグレイ)であり、このラインを線量(しきい線量)と呼びます。

    各検査における胎児の1回被ばく量は、以下の通りです。

    • ・胸部レントゲン:0.01mGy
    • ・腹部レントゲン:1.4mGy
    • ・骨盤レントゲン:1.1mGy
    • ・頭部CT:0.005mGy
    • ・胸部CT:0.06mGy
    • ・上腹部CT:8mGy
    • ・骨盤部CT:2.5mGy
    • ・胃透視:1.1mGy
    • ・注腸透視:6.8mGy

    妊娠初期に線量オーバーになると死産や発育形成異常、妊娠後期は精神発達遅延の原因になると言われています。母胎の命に関わる緊急事態を除き、放射線被ばくは避けるようにしましょう。

    ※参考資料:県立広島病院/患者さんへのCT検査説明(実施前説明)

     

    5. かかりつけ医に内服の相談

    臍帯を通じてお母さんと胎児は繋がっています。そしてお母さんが内服・注射をして体内に薬剤が入ると、少なからず胎児へ影響するリスクがあります。

    特に胎児は肝代謝能力が未熟であり、お母さんにとっては無害でも胎児にとっては有害なものもあります。

    例えばロキソニン(NSAIDs)は、胎児動脈管早期閉鎖、羊水過少、 新生児肺高血圧のリスクがあるため、妊娠中はカロナールなど他の解熱鎮痛剤が選択されます。

    この他にも血液をサラサラにするワーファリンは胎児頭蓋内出血、胎児の軟骨形成不全や中枢神経系の異常を誘発するリスクがあると言われています。

    このように妊娠中の内服は胎児へ強い影響を及ぼすため、必要な場合はかかりつけ医に相談しましょう。

     

    6. 感染症対策

    お母さんから胎児へ感染症が移る母子感染には、以下の3つの経路があります。

  • ・胎盤感染
  • ・産道感染
  • ・母乳感染
  • 特に妊娠中は胎盤を通じて胎児へ感染する胎盤感染のリスクがあります。

    胎盤感染の代表的なものとして風疹があります。妊娠中に風疹ウイルスに母子感染すると、先天性風疹症候群 (CRS)を発症し、胎児が白内障や難聴、その他先天性疾患にかかります。

    そのため、妊活中もしくは妊娠前に風疹ワクチンを接種しておかなければいけません。

    また、季節や時代ごとの流行りの感染症を予防するためにも、以下の対策を徹底しましょう。

    • ・手洗い
    • ・うがい
    • ・外出時はマスクの着用
    • ・人混みには行かない
    • ・健康的な生活を送る(免疫が落ちないように)

    お母さんと胎児は一心同体であり、妊娠中は同じリスクに晒されていることを理解した上で、妊婦として自覚ある行動をしましょう。

    ※参考資料
    厚生労働省/母子感染を知っていますか?
    東京都福祉保健局/母子感染とは
    NIID 国立感染症研究所/先天性風疹症候群とは

    報告先別!妊娠報告の時期

    妊娠した喜びを一人でも多くの人と分かち合いたいと思い、妊娠報告を早まる気持ちも分かります。

    しかし報告先によっては、報告する時期を考えておく必要があるとご存知でしょうか?

    そこでこの章では、以下の2つの報告先に分けて、報告時期やその際の注意点について解説します。

    • ・夫婦や身内:確定診断が出た後に報告
    • ・職場:妊娠12週以降に報告

    適切な時期に正しい報告ができると、妊娠中の辛い時期も周囲へ助けを求めやすくなります。

    では、1つずつ解説します。

     

    夫婦や身内:確定診断が出た後に報告

    妊娠していることが分かったら最初に報告するのはパートナーではないでしょうか?

    早く伝えたいと焦る気持ちも分かりますが、確定診断が出てから報告することをおすすめします。つまり産婦人科で経膣超音波検査を行い、胎児心拍を確認できて以降ということになります。

    妊娠超初期、特に胎児心拍を確認できない時期は流産をする可能性も高く、確実に妊娠継続できる保証がないからです。

    また身内への妊娠報告はパートナーに報告したあとで時期を見て決めましょう。報告時期に決まりや絶対はありません。

     

    職場:妊娠12週以降に報告

    妊娠12週以降に職場に妊娠報告をしましょう。

    その理由として、以下の3つが挙げられます。

    • ・胎児心拍を確認して安定期に入ったから
    • ・今後の事について早めに上司と相談できるから
    • ・早めに相談しておくことで周囲へ助けを求めやすいから

    一般的に安定期は妊娠12週目〜27週目と言われます。この時期になると妊娠初期症状が徐々に落ち着き、心身の安定が安定します。 そして上司に報告する際は口頭で伝えるとともに、今後についても相談しましょう。

    例えば、体調面を考慮して現場から事務などのデスクワークに変更してもらったり、子育てを優先するなら退職の方向で考えてもらったりもできます。

    また早めに相談していれば、体調が優れない時は周りへ助けを求めやすいメリットもあるでしょう。

    まとめ: 性行為1週間後に体調が悪いなら妊娠の疑い

    妊娠初期の妊婦の写真。妊娠中のイメージ。

    以上、性行為1週間後に体調が悪い方向けに妊娠かどうかを見分ける方法について解説しました。

    妊娠の有無を見分けるには、以下の妊娠初期症状を観察する方法がありましたね。

    • ・生理の有無
    • ・着床サイン
    • ・おりものの変化
    • ・基礎体温の観察

    これらの観察で妊娠している可能性があれば、次は妊娠検査薬や産婦人科を受診して妊娠判定を行ってもらいましょう。

    妊娠初期症と生理を見分ける時に「いつもと違う感じ」という違和感も大切にすると良いでしょう。特に初産婦は妊娠初期症状自体が初めての経験です。そのため、これまでに経験したことのない症状を感じる場合もあるからです。

    妊娠をするということは、お腹の中でもう一人の命を育てるということです。お母さんの行動全てが赤ちゃんに直接影響します。お酒やタバコ、カフェインの大量摂取、感染症にかかりやすい人混みに行くなどの行動は避けましょう。

    妊娠報告についても身内と職場で報告時期が異なりました。いずれにしても胎児心拍が確認され、妊娠後に順調に胎児が成長していることを確認して報告するようにしましょう。

    妊娠は人生における一大イベントです。この記事が、あなたや赤ちゃんにとって実りある妊娠生活を送るための後押しになれば嬉しいです。

    プロフィール

    この記事の筆者:仲田洋美(医師)

    ミネルバクリニック院長・仲田洋美は、日本内科学会内科専門医、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 (がん薬物療法専門医認定者名簿)、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医(臨床遺伝専門医名簿:東京都)として従事し、患者様の心に寄り添った診療を心がけています。

    仲田洋美のプロフィールはこちら

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