妊娠超初期の腹痛、臭いおならはコウノトリのサイン?|15の自覚症状

妊娠かな
まだ妊娠検査薬で妊娠が検出される前から体にさまざまな自覚症状が現れ始めるのを妊娠超初期症状といいます。通常、妊娠検査薬で反応が出てくるのは妊娠5週目以降といわれており、その頃を妊娠初期に当たりますが、それよりも以前のことです。妊婦さんにもよりますが、下腹部痛(腹痛)やおなら、吐き気、めまい、体の倦怠感といった妊娠初期と同様の変化出てくる場合もあります。

特に初めてママになる方は、赤ちゃんが授かっているかどうか気づくためにもサインを知っておくのは大切です。この記事では、一人でも多くのプレママが妊娠超初期に生じる15の自覚症状を知ることで早く産婦人科へ行ってもらえるような内容になっています。

プレママさんが、腹痛やおならの回数が増え、臭いがきつくなるなどにでご自身の妊娠に気づくための一助となれば幸いです。自分が妊娠しているかどうか不安になる瞬間がある方は、是非参考にしてみてください。

妊娠超初期とは?

一般的に妊娠超初期にあたるのが、妊娠0週から3週です。しかし、妊娠3週というのは精子卵子受精してから数日しか経っていないため妊娠初期に起きるような変化はまだありません。妊娠検査薬を使っても陽性・陰性の判定がはっきりしない時期です。そのため妊娠超初期特有の症状で気づくケースもあります。

主な自覚症状として挙げられるのが、生理の遅れやいつもと違う体調の変化です。初期おりものがみられる、乳頭に違和感がある、などの特有の自覚症状が現れますが、腹痛や頭痛など日常生活でも起こり得る症状の場合は妊娠だと気づくことが遅れるケースもあります。

妊娠していてもおかしくない時期は体調の変化に気をつけながら、タバコやアルコールを止める、激しい運動を控える、などの生活習慣の改善をしていきましょう。

月経前症候群(PMS)との妊娠超初期症状の違い

妊娠超初期の自覚症状と月経前症候群PMSの症状はいくつか似ているものがあり、「生理前の体調変化だと思っていたら実は妊娠していた」ということも珍しくありません。

PMSは生理前の3日〜10日くらいにかけて身体的症状・精神的症状が起こるもので、生理が始まると治まったり症状が軽くなったりします。

以下の症状は妊娠超初期とPMSどちらでも起こり得るため注意が必要です。

  1. ・腹痛・頭痛・腰痛
  2. ・お腹・胸に張りを感じる
  3. ・イライラする(精神的に不安定になる)
  4. ・だるさを感じる
  5. ・食欲不振や過食になる
  6. ・目眩がする

共通しているこれらの症状が発生した場合、見分けるのはとても難しくなります。そのため、どちらの症状かはっきりさせたい場合は、生理予定日から1週間以前でも使用できる「早期妊娠検査薬」で妊娠の有無を調べるのがいいかもしれません。また、妊娠反応が出ても子宮外妊娠ということもありますので、早めに産婦人科病院を受診することをおすすめします。おなかのはりも「腹痛」の一つなので全体として腹痛が症状としては多いといえます。

妊娠超初期症状15の自覚症状

つわり

ここからは、妊娠超初期にあたる妊娠0週〜3週頃に体に現れる15の自覚症状を具体的にご紹介していきます。

普段とは違う体の変化に早めに気づけるように情報として知っておきましょう。

妊娠超初期症状|1.生理が予定日になってもこない

予定日になっても生理がこない場合は誰もが不安を感じてしまいますが、必ずしも妊娠しているとは限りません。生理周期が狂わないひとで生理予定日から1週間経ってもこない場合は、妊娠検査薬を使って妊娠の有無を確かめましょう

生理周期が正確だったのに生理が3ヶ月以上止まってしまった場合、脳の視床下部や子宮の機能に何らかの異常が起こっている「続発無月経」が疑われるためすぐに産婦人科病院で診察を受けてください。

妊娠超初期症状|2.少量の出血がみられる着床出血

妊娠超初期の分かりやすい自覚症状の一つが「着床出血」です。この症状は排卵日から2週間が経ったくらいに起こる現象で、生理とは別に少量の出血が起きます。着床出血を生理と勘違いした体験談は意外と多くいらっしゃいます。いものです。出血ですから当然、腹痛を感じる人もいると思います。

数日続く生理とは異なり出血がみられる期間は短く、出血の量も少ないため妊娠超初期の自覚症状である着床出血だと知識があれば気づくことができます。また、着床痛という痛みを感じる人もいます。

関連記事:妊娠初期症状・着床出血の体験談|初期症状と生理を見分ける3つのポイント

妊娠超初期症状|3.初期おりものがみられる

妊娠すると体内のホルモン分泌に変化が起きるのでおりものの量が多くなります。

妊娠超初期以降にみられる初期おりものは色に変化があり、白やクリーム色などに変わります。人によっては色の変化だけではなく臭いがきつくなることもあるため、普段とは違うおりものが確認できた場合は妊娠の可能性を疑いましょう。

妊娠超初期症状|4.日中に眠気が増す

妊娠超初期の自覚症状の一つとしてあるのが、たくさん寝たのに日中に急に眠気に襲われることです。

眠りづわりのようなこの症状はPMSでもみられるため、他にも何か症状が出ていないか体の変化に注意してみましょう。

妊娠超初期症状|5.体のだるさを感じる

いつも普通にこなしている仕事や家事に対して急にやる気がなくなり、体のだるさを感じてしまうのは妊娠のサインかもしれません。

妊娠しているとは知らずに体に負担をかけているケースもあるため、無理をせず休むことも必要になってきます。

妊娠超初期症状|6.乳頭の違和感や胸に張りを感じる

妊娠超初期〜初期は女性ホルモンの分泌がどんどん多くなってくるため、生理と似たような胸の張りや乳頭の違和感を覚えることがあります。

これらの症状は、ホルモンの変化に慣れると症状が治まったり緩和したりします。

妊娠超初期症状|7.お腹が急に減る・急に食欲がなくなる

妊娠すると食欲に大きな変化が起こりやすくなります。普段よりも食欲が増したり、逆に食欲がなくなったりと個人によってさまざまです。

しかしながら、好みに合わせて食事を変えてしまうと栄養が偏ってしまう可能性もあるため注意してください。

妊娠超初期症状|8.腹痛やお腹の張りが強くなる

妊娠するとホルモンバランスが変わり、お産に備えて筋肉を緩めるようになります。このため、腸の働き(蠕動運動)が弱くなったり、においが気になって食事が偏ったり、便秘になったりします。便やガスが腸にたまることで腹痛を感じるのも症状の一つです。

腸自体には痛みを感じる神経はありません。しかし腸を包んでいる膜には痛みを感じる神経があるため膜が引き延ばされることで痛み(腹痛)を感じてしまうのです。お腹の張りは便秘でもよく起きますが、妊娠超初期の兆候の一つです。

下腹部に生理痛と似たチクチク痛む感覚(腹痛)があった場合は妊娠している可能性があるため、しっかり体をいたわりながら様子をみましょう。

妊娠超初期症状|9.便秘がちになる

妊娠すると卵巣内の黄体(卵子が抜けた卵胞の殻)という場所でつくられる黄体ホルモン(プロゲステロン)が増加します。プロゲステロンは、着床しやすいよう子宮内膜を整える働きをしますが、消化管の収縮を抑える作用も持っているため、腸の動きが鈍る要因となるのです。

生理前に便秘がちになる女性が多いのは、プロゲステロンの分泌が増えるからです。胎児の成長に合わせて子宮が大きくなれるように、子宮周辺にある消化器の筋肉を黄体ホルモン(プロゲステロン)が緩めていると考えられています。この働きが大腸を動かす大腸平滑筋まで弛緩させてしまうのです。その結果、排便のためのぜん動運動を弱らせる恐れがあります。

また、便秘も腹痛を起こす要因の一つです。ホルモンバランスの変化によって筋肉がゆるんで腸の働きが低下してしまい、こ便秘になりやすくなります。食事の偏りによって便秘になることもあるため、食物繊維を摂るなどの便秘対策が必要です。

妊娠超初期症状|10.においに敏感になる

つわりとにおいに敏感になるのも妊娠初期によくある症状です。実は妊娠超初期でもにおいに敏感になります。

特定のにおいで気分が悪くなる、においのきつい食べ物が口を通らなくなるなどの影響があるため、食事の変更が必要になる場合もあります。

妊娠超初期症状|11.おならの回数が増える・臭くなる

妊娠後のホルモンバランスの変化によって起きる症状におならの回数が増え、いつもより臭くなるのがあります。先述したように腸管の蠕動運動が弱くなり、食べたものが腸の中に停滞しやすいため、悪玉菌が増え、普段よりガスが発生しやすく、においもきつくなる、と状態になるからです。
突然おならが出るようになり、しかも全然おならがとまらないのでで恥ずかしくて仕方がなかったというお話も聞きます。

妊娠超初期とはいえつわりが始まっている人もいていい加減気持ち悪いうえに、ご自分のおならの匂いでさらに吐き気がするという笑えない話も聞きます。

臭いのきついおならが出る場合は、悪玉菌が増えているためですので、野菜・納豆・ヨーグルトなどを多く取って腸内細菌、特に善玉菌が増えやすくなる環境にしていきましょう。

妊娠超初期症状|12.トイレの回数が増える

妊娠超初期の兆候でもあり、妊娠期間中に長く続く症状が頻尿です。冬は季節性の生理現象によってトイレに行く回数が増えるため、この兆候に気づかない可能性もあります。

一時的に収まるケースもありますが、妊娠の週数が進むにつれトイレの回数が増えていきます

妊娠超初期症状|13.頭痛や目眩

身体的な兆候として現れる頭痛や目眩はかなり厄介です。妊娠超初期〜初期は低血圧からの頭痛が伴う目眩や立ちくらみが起こることがあり、貧血にも気をつけなければなりません。

普段から偏頭痛に悩まされている方は、すぐに超初期症状だと気づけないこともあります。しかし、あまりも頭痛や目眩が酷い場合はすぐに医師に相談しましょう。

妊娠超初期症状|14.熱っぽさを感じる

妊娠超初期〜初期の女性の体は高温期が続きます。そのため、熱っぽさを感じたり風邪を疑うような体温の上昇が起きたりします。これらの症状は妊娠中期になると落ち着いてくるようです。

妊娠超初期症状|15.精神的に不安定になる

妊娠超初期以降はホルモンバランスの変化が激しくなるため、精神的に不安定になってイライラしたり落ち込んだりすることが多くなります。

妊娠中期になると落ち着いてきますが、日常生活の中で気分転換ができる時間をつくっておくといいでしょう。

妊娠超初期に気をつけておくこと

妊娠超初期~初期は赤ちゃんの中枢神経(脳など)や心臓など体の重要な器官が形成されていく大事な時期です。この頃から気をつけてほしいことがいくつもあるので、妊娠しているとわかっていなくても気をつけてください。

  1. ・たばこをやめる
  2. ・アルコールをやめる
  3. ・カフェインを控える
  4. ・激しい運動は控える
  5. ・薬の服用は医師に相談する
  6. ・風邪やインフルエンザなどの感染症に注意

詳しい内容については下記の記事に掲載していますのでぜひご覧ください。

関連記事:妊娠超初期症状の症状|思い込みとの見分け方・体験談・7つの注意点

妊娠超初期に起きた体験談

お医者さん

ここでは、先輩ママさんに妊娠超初期に起きた症状を体験談として聞いてみます。人によって症状も異なるので、先輩ママたちの体験談も参考にしてみてください。

患者さん

私はまったく生理周期が狂わないんです。あと3日で生理くるなーと思ったらお腹チクチクしてきて出血がありました。あれ?早いな…と思い生理かと思っていたらその出血はすぐに止まってしまったんです。それが着床出血でした。その後、胸がパンパンに張ってきて、うつ伏せでは痛くて寝られないし、やたら体温が高くて夜の寝付きが悪くて確実に妊娠したなと思いました。検査薬で陽性、2週間後に初診を受けて妊娠が確定しました。

お医者さん

着床出血での経験談ですね。生理と見分けが付きにくいから注意してください。

患者さん

大体いつも生理予定日にきちんときていたのですが、来なかったので「もしや」と思いました。でも、前から排卵日あたりに子づくりをしてもなかなか妊娠しなかったので、あまり期待はしていなかったのです。その後、風邪の様な症状(発熱)があり、風邪だから遅れたのかなと思いましたが一日で治ったり、とにかく少し怠くて、眠たくて仕方がない状態になったりしました。一週間経ってもこなかったのでワクワクしながら検査薬をやってみたら、尿をかけたとほぼ同時に色濃く陽性反応が出ました。

お医者さん

風邪のような症状で妊娠したのがわかるのもよくありますよね。

患者さん

生理予定日頃、今まで感じたことのないチクチクとした痛みが下腹部にありました。痛みといっても痛いものではなくかすかに感じる程度でしたが、これはきっと妊娠している!となんとなく分かりました。

お医者さん

腹痛ですね。PMS(月経前症候群)と勘違いしてしまうこともあります。

まとめ

妊娠超初期に現れる15の兆候(自覚症状)を詳しくご紹介しましたが参考になりましたか?

妊娠0週〜3週頃にあたる妊娠超初期では、身体的・精神的なさまざまな兆候が現れるようになるため、どのような兆候が起こるかを覚えておくことで妊娠をいち早く察知することができます。

ただし、生理前の症状と似たような腹痛・頭痛・食欲不振・過食も兆候と現れるため、妊娠していることに気づくのが遅れるケースもあります。

初期おりものがみられた、おならの回数が増えた、という兆候は妊娠超初期特有のものとなるため、これらの体の変化に気づいたらタバコやアルコールを控えるなど生活習慣の改善をするようにしましょう。

初めての妊娠・出産に対してお悩みや不安をお持ちの方は、この記事でご紹介した15の兆候をしっかりと把握し、万が一兆候がみられた時に正しい体調管理や行動ができるように心掛けていきましょう。

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