みなさま、こんにちわ。
実は、NIPT認定施設は、自分たちは全く問題を起こしていなくて
認定外移設が問題ばかり起こしている、ということを喧伝しています。
本当にそうでしょうか?
今日は、ある症例についてご報告します。
関東の妊婦さんです。
1人目は無事に妊娠出産経過を過ごしました。
産まれたお子さんも異常ありません。
第2子の妊娠で35歳を過ぎていたため、認定施設(某大学病院)でNIPTを受けました。
当時は認定施設しかなかった。
結果はメジャーなトリソミーで。人工妊娠中絶をしました。
3回目の妊娠も、NIPTを同じ認定施設で受けました。
ところが、エラーだったため、2回目の検査をしました。
しかし。。。。
2回目もエラーで、がんがあったりするとこういうことになります、という返事をもらって
いつも通っている病院で経過を過ごしていました。
ところが。
あかちゃんの発育が不良だったので、あちこちに順番に紹介されて
最終的にはその都道府県のこども病院に行くことに。
耳が片方ちいさい、あたまも小さい、とか言われたけど
ここにいる子供たちより全然軽症だよ
と言われて産んだら数日でなくなってしまったそうです。
調べたら、13/18/21以外の その他の染色体 のトリソミーだったそうです。
(。´・ω・)ん?
うちでは、エラーは全例、羊水検査にいっていただいておりますが。
そのように説明しています。
その他の染色体の異常でも、エラーになるし
解析プラットフォームはブラックボックスでこちら(医療機関)からはわからないことがほとんどなので。
受託している検査会社でさえ、わからないことが多いのでは?
たとえばイルミナの場合、アメリカとオンラインでデーターがやり取りされて
シークエンス(塩基配列)の決定まではこちら側の機械でやっても、解析は本国、だからです。
なので。
エラーになったら必ず羊水検査を受けてもらっています。
こういう知識がない医者が説明すると
エラーを放置して、こんなことになるんだな、とお気の毒で仕方がありませんでした。
じゃあ、中絶したらいいのか、という意見にも素直に賛同できませんが。
それでも。
やっぱ、患者さんとしたら、ちゃんと知りたいですよね。
そのうえで納得して決定したのであれば
辛いことでも向き合えますよね。
このご夫婦は本当にとても傷ついていました。
そして。今回、ミネルバにお越しいただき
(*///∇///*)
全部検査しましたが、異常なかったです!!
よかった~~~💛
がんばって、残りの妊婦期間を過ごして
かわいい赤ちゃんを迎えてくださいね!
あなたに会えてよかったです。
そして。
大学病院だったら大丈夫とか
認定施設だったら大丈夫とか
そうじゃなくて
結局はどんなところにかかったとしても
現場の医師のクオリティーなんだ、ということだとわたしは思っているので
たゆまない努力をしていきたいと思います。
いろいろ考えさせていただいて、ありがとうございました。