ポリペプチド
ポリペプチド
ペプチドとはアミノ酸をモノマーとしてペプチド結合により短い鎖状につながった分子をいいます。
主要なアミノ酸の構造式です。
ペプチド結合は2個以上のアミノ酸の間で一方のアミノ基から水素(H)が、他方のカルボキシル基からヒドロキシ基(-OH)が、水分子としてとれていわゆる脱水を起こして −CO−NH− の形で縮合しています。ペプチドに組み込まれたアミノ酸を残基(英: residue)といい、残基が2個のものをジペプチド、3個のものをトリペプチド。10個以下はオリゴペプチド(オリゴは少ないという意味です)、多数はポリペプチドと呼びます。
長いペプチドをタンパクと呼ぶようですが、ポリペプチドとタンパクの境目の定義は不明瞭となっています。
この記事の著者:仲田洋美医師
医籍登録番号 第371210号
日本内科学会 総合内科専門医 第7900号
日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 第1000001号
臨床遺伝専門医制度委員会認定 臨床遺伝専門医 第755号